2006年 12月23〜24日 もっとホワイトなクリスマスに。 年末特別編

寒さが物足りず、雪も降らないこんなクリスマスじゃ・・・ポイズン。
という訳で、白濁とんこつを求めて博多に行ってきました。

微妙にハードな毎日になった今、許された期間は一泊二日。
愉快な仲間と合流し、飛行機で華麗に一時間半弱。
肥満がなんだ、美容がなんだ。食べてやるぞ豚め、この豚め・・!!!(何かが違うけど気にしない)

早速一軒目を読む。

さて、バスに揺られて博多の町へ。
まだホテルのチェックインまで時間があるのでもう一軒行こうと歩き出します。
すると街角にクリスマスらしい物が。
わー クリスマスツリーだヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

「いいね、いいね。クリスマスだね」と近づいてみると。。。
使用済みおしゃぶりツリー・・・・・。
あえて拡大はしませんが、人工乳首がギッシリ。
企画の段階ならまだしも、こんなにぶら下げちまったからにはもう何も言えませんよね。
これはコレで意外とお洒落だよね★(棒読みで)

そんなわけで、二軒目です。


「さあ、観光もしなければね」とホテルに荷物を置いて出かけます。
観光といっても、大宰府には何度か行っているのでクリスマス狂いの街を散策です。

ホテルを出て数十秒後にロボットの文字を見つけて吸い込まれたビル、福岡リバレイン。
ここにはロボットなんとかランドがががが・・・。
いらっしゃいませー。電気犬。

ワタクシ、ロボットは大好きであります。はしゃいでいると目の前でサッカーが始まり、また大興奮。
のび太と鉄人兵団に出てくる「ミクロス」みたいな、あんなロボットたちが倒れては起き、
高速蟹歩きやなんと側転までするんです。ここでは子供に混ざり大騒ぎしてしまいました。
いかにも頭が良さそうなお兄さん達が操縦。
遊びつかれてノマノマの子供。

ロボットを堪能したら、目を付けていた櫛田神社へ。
ここでは7月の博多祇園山笠や10月の博多おくんちなどの祭事をおこない、
5月の博多松囃子博多どんたく)は厳密には櫛田神社の祭事ではないものの、
松囃子一行は櫛田神社から出発するしきたりになっている。(←Wikiって凄いよね)らしいです。
ウルトラでっかーい。
飾り山に見とれつつ、境内の奥にふらっと入り込むと着物姿の新郎新婦が。
愛だね、愛。
あぁ 今日は大安だったっけ。めいっぱいお幸せにーと思いつつ、賽銭箱に10円玉を投げ入れました。

櫛田神社の階段わきには、真の目標「櫛田のやきもち」屋さんが。
変な目隠ししちゃったよ。オジサンごめんね。

夫婦でやっているお店で名物らしく、偶然ネットで見つけて食べたかったおやつです。
似顔絵と同じ人だーと思いつつ注文。無心に餅を焼く奥さんが焼けた餅をぽいっと旦那へ。
受け取った旦那は餅のバリを取って薄紙にくるんでお皿に載せます。
逆っぽい・・・ なんとなく役割が逆っぽいぞ。いいけど。

アツアツでやんす。
中心にこしあんが入っているんですが、私のは片寄っててなかなかあんこにたどり着かず。
でも、うまい。

さらに近くの大きなショッピングモールも見事にキラめき、大賑わい。
ズンドコきゅきゅきゅと若者音楽の中、手を掲げて歌う歌手に、見守る大勢の買い物客。
誰だかさっぱり分からなかったけど20秒くらい凝視しました。
夜食のケーキを買ったりしてホテルに戻り、夜の屋台に備えます。


そして行くわよ!屋台!!


さぁ、酔って街を練り歩くと夕方に見た乳首ツリーが神々しく輝いておりました。
遠くから見ればとっても綺麗。
近づいて見ると、青や赤色のライトがおしゃぶりを怪しく照らしていました。
ある意味、神秘的・・・なのかな。

待てよ・・・おしゃぶり→イミテーション乳首。 おしゃぶりのイルミネーション→イミテーションイルミネーション。

・・・?

何か大いなる答えにたどり着きそうな気がしましたが、謎も正解も無い事に早々と気がつき、
なぜか駆け足で大笑いしながらツリーを後にしました。

そして屋台二軒目イェイ!!

そして最後の一軒・・・ え?まだ食べるつもり??

しっかり食べて元気よく右手を振りかざし、タクシーでホテルに帰還。
部屋ではデザートは大事だよね、とケーキとワインをパクリ。(もう養豚場も真っ青か。)

そんなこんなで、やっと一日目が終了。
続く二日目もテンション高めでございます。

2006年12月24日

さぁ寒さも柔らかく晴天の二日目。勢い良くホテルを飛び出します。
目指したのは久留米(正しくは朝倉郡)。KU・RU・ME・・・なんていい響きなのでしょう。
あぁ久留米さん、軟弱な私にゴッツイラーメンを食べさせて・・っ!!!

そんな感じで、二日目一軒目です。

美味しかった、本当に美味しかったねと興奮しつつ駅に向うと・・・ おや?

おやや?

グワシ戦闘機!?(練習機らしいっす)

なんと駅に併設(?)された大刀洗平和記念館が。

今は平和記念館となっている旧駅舎には、東洋一の航空基地といわれた
大刀洗飛行場の歴史を語る展示品が約二千点。そこは、かつて軍事物資輸送の拠点であり、
今の高校生と同じ十代の若者が、出征のために家族と別れた場所でもあった(西日本新聞社HPより)

時間もあるし、これは是非入ろうと自分の豚骨臭を気にしながらこんにちは。
穏やかに静かな館内。素朴ながらも史料価値の高いものがギッシリつまっている感じです。

中には戦闘機のエンジンをはじめ沢山の資料、特攻隊員の若く凛々しい遺影や家族に宛てた手紙などがいっぱい。
17、8歳の男子とは思えない美しい字で書かれた愛情のこもった手紙や、
未練が無いとは言えないながらも、見ていてください、必ずやってやりますと戦意あふれる手紙など
時間も忘れて読みふけってしまいました。あぁ目にごみが・・(泣)
大切なものを読ませて頂きありがとうございます。

さらに奥には、海より引き上げられた九七式戦闘機が。世界にひとつしか残ってないそう。すっごーい。
戦闘機だけの写真撮り忘れちゃったよ。

戦闘機に感動していると、優しげな館員の方が声を掛けてくださり、色々な資料とともに
この戦闘機に乗っていた方のお話しを丁寧に分かりやすくお話ししてくださいました。(ミラクルいい方。)

戦闘機だけは撮影可だったので、興奮気味にパチリ。簡易階段で上からも眺める事が出来ます。
あまりの興奮にコックピットの写真取り忘れたー 私の馬鹿馬鹿。

数年後には、向えの土地に記念館が新設されるそう。
「私もずっと居ますから、また来てください」と優しげな館員さん。はい、必ず参ります。

いい記念館だったねぇと、また電車に揺られて移動を開始しました。

さぁ次はどこかな?

配車の電話をして約3分、すぐに一台のタクシーが近づいてきましたよ。
わー早いね、待ってたよう・・・と乗り込むと・・・

め・・ メリークリスマース。

隣の車の運転手さんと目が合いました。 
微妙な気持ちを押し殺し、固まった笑顔のまま、次のお店に急ぎます。


さぁいよいよ最後のお店です。

こうして、食べてばかりの博多旅も無事終了。

私の中で豚骨ラーメンというイメージが明らかに変わり、
自分の好きな豚骨ラーメンが理解できた(ような気がする)二日間でした。
私の好みトップは長浜のナンバーワン。そして、太刀洗の丸八、志面町の天龍が特に美味しかったです。
また来る。必ず来るぞ。そう心に誓っている私に、力強く搭乗時刻が迫ってまいりました。

さて、皆さまお気づきでしょうか。 
この博多編を通して、あなたの心の中には密かに豚骨の香りが忍び寄っていたのです。
さぁ、あなたも豚骨に侵されてみませんか?(怖い)  きっと屋台街にも魅せられるはずです。

  そんなわけで、人生一度は博多へGO!
     あなたも開眼してみない? 無理なく、もれなく豚骨臭!
       豚骨甲子園があるなら、ナンバーワンはシード校!
         食べてとんこつ! 溺れてとんこつ! 開眼しようよ、
レッツ博多!!



年末特別編にお付き合い頂き、ありがとうございました。


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