ナンバーワン マークなし
長浜の屋台。もう名前の通りの味です。博多に行ったら食べなきゃ損。今までで一番美味しかった一杯です。
2006年12月23日

さて、この旅で一番楽しみにしていた一杯を求めて旅立ちます。
場所は長浜の屋台。ネットで画像を見て瞳孔が開き、恋焦がれた一杯です。
「だっ・・・ 第一印象から決めていました!!」

そんなわけで、鮮魚市場横の交通量が意外と多い路地にありましたよ、長浜の屋台群。
夜道に一列ずらーっと連なって、まるで夜行列車のようです。(匂う列車ですよね)
銀河鉄道ならぬ満腹鉄道。早く乗り込みたい!
そして一番手前に堂々とあったよ、ナンバーワン!!
うっひゃー☆

まだ人も少なく、ウキウキで15分ほど並ぶと「こっちから入ってねー」とおじさんに誘導され店内へ。
屋台といっても、囲いや扉がありちょっとしたお店ですよ。
細い木製の柱や天井には楽しく呑んだのでしょうね、お客さんの名刺がいっぱい。
まるでタタリ神に化しそうになるおっことぬし様みたいです。(?)

この呑んでいいのよ、酔いなっせ的な雰囲気がたまりません。うっひっひ。
とりあえず、ビールと餃子で落ち着いて・・・っと。(逆に落ち着けませんがな)
あぁもうぱくぱくモグモグだよ。

チラリとおじさんの平ざるさばきを見て・・・あっ あれ・・・私のラーメンだな・・。
そしておじさんから手渡された丼。あぁ、今私はどんな顔をしてるんだろう。
泣けるほどいい色!(ノ´∀`*)
にやけ顔を自覚しつつ、ずるずるっ・・・ お・・おふぁーーっ!!

あーもー これは何だ、 すいません、何がなんだか分りません。
今まで食べた事がない味、考えてなかった豚骨ラーメン。知らなかった・・・知らなかったよ!!
とろっとしたスープ、その粒子一つ一つすべてが私を驚かせます。 
え?何?ちょっと確かめるから・・ って飲んだスープでまた驚き。旨い。旨すぎる。
こんなにクリーミーなのにくどくない。・゚・(ノ∀`)・゚・。 フ・・フハハハハハ・・・・。

こんなラーメンがあるなんて・・・感動し過ぎかも知れないけど、心から美味しいと思いました。
豚を何匹かき集めたって、この味は出ない。豚と仲良くする事を考えなきゃいけないんだ・・・・。


惜しい・・・ あと3杯は食べられる。この場から離れたくない・・・。
「あぁ 離れられない、どうしよう。」(棒読みで)
しかし立ち上がる重い腰。首を90度回せば見える行列が、私を後押ししてくれました。
「逆にありがとう、行列。」

素敵だ、素敵だ、この街は。
また来られますようにと、屋台を背にしてコインを投げたい気持ちです。
いいところに来たなぁと夜行列車を振り返りタクシーに乗り込みました。

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