丸八  綺麗なお店で入りやすいよ。扉の隙間から忍び寄るとんこつの香りに誘われて。
太刀洗駅から歩いて2分。是非、大刀洗平和記念館にも立ち寄ろう。
2006年12月24日

甘木鉄道の可愛らしいレールバスに揺られて、到着したのは太刀洗駅。目指すは丸八です。
さて、お店はどっちかなーと通りを見渡し、歩き出すと・・・あったー!
まだホテルの朝食がお腹に居るけどウキウキさ。

こんにちはと入店すると、奥さんが飾っているのかな、お花が綺麗。
カウンターにストンと座りラーメンを注文。
これは濃いラーメンが出てくるんだろうなーと店内に漂う濃い香りをくんくんと嗅いでいると
出来上がりま・・・し・・ うわー!

NO・U・KO・U♪

なんだか白濁を通り越して、肌色のスープ。見た目からしてやる気満々ですよね。
むっふっふーとズルズル・・・ むふぁー 濃い! そして、旨い!!

博多の濃さとは微妙に違い、とってもパワフル。前へ前へとにじり寄ってくる旨みがたまりません。
なんかこう裸に捻りふんどしで大太鼓をズドーン、ズドドーンと打ち鳴らしているような。

背中の筋肉がライトに照らされて、じわじわと汗ばんでくるんですよ。キリッと締まったお尻も素敵です。
大太鼓終了後にスポーツドリンク持って控え室を覗くんです。
すると、丸椅子に座って汗を拭いているナイスガイ。男らしく、やや足は開いていて欲しいですよね。
で、こちらに気がついて「あっ どうだったかな」なんて、ちょっと照れた様子で言ってくれたら、もう最高。
(本日も妄想特急にご乗車頂きありがとうございました。)

麺を持ち上げると、タラタラと滴り落ちる濃厚スープ。豚のどこまで溶けちゃってるんだろう。
実際かなりの濃度のようで、丼の下のほうに一段と色の濃い部分が沈殿しています。

なんだか背中の物凄く気持ちがいいツボを初めて押されたような、そんな爽快感。
いやいや、これは美味しかった。ぜひまた来るぞ、ご馳走様。と席を立ちお店を後にしました。

お店を出てから、数歩。自分の顔の周りがとても匂うことに気がつきましたが
爽やかに通り過ぎる風がかき消してくれそうな気がしました。


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