2007年 1月7〜8日 妹。的、 広島=ワンダーランドについての考察。  年始特別編


広島って一泊でも行けるよね?えーと、尾道って広島だよね?そんな行く気満々の発言をして数日後。
私は新幹線のホームに立っていた。雪が舞い散り、頬が冷たい。
手には駅構内で買った蟹・いくら弁当がしっかり握られていた。

そんな訳で(?)、ひょっこり広島へ行ってきました。広島へは新幹線で2時間ちょっと。
この日は寒波が全国に押し寄せ、暖冬で伸びきっている日本全国を震え上がらせていました。
各地で交通が麻痺していたので心配していたのですが、新幹線の遅れはほんの数分。

一番初めに到着した尾道では意外と天気が崩れていなくてホッと一安心です。
私はもこみちよりも尾道が好きです!

よーし、元気に一軒目行っちゃうぞ。

さて、お腹もいい感じに膨らんだので華麗に電車に乗り込みます。
ちょっと遠回りですが、呉線に乗って寄り道を。

この呉線は海岸沿いをぐいぐい走るらしいです。なんてナウい路線!海は好きよ!!
走り出して数分後・・・ うーーーみぃーーー!(n‘∀‘)η☆!
お約束どおり現れた海。水も綺麗で景色は最高、もうウハウハです。
(‘∀‘ )うきゃー海近い!!(右に写ってるのは窓枠っす)

(‘∀‘ )島!ちゃりんこのおっさん!島!

('A` )トンネルー。ガタンゴトン。

(‘∀‘ )そこに水!電車落ちる!水綺麗!!

(‘∀‘ )うぁ水面!きれっ・・ 海!近い!(やっぱり右下は窓枠です)

('A` )トンネルー。ガタンゴトン。

子供みたいにはしゃいでいると、こちら側には静かに電車に揺られている地元の人々。
あ、もう慣れてますよね・・皆さんいいところにお住まいで(汗

しかし、こんな山や綺麗な海の町に住んでいると、何か嫌な事があっても、
私達より1.5日くらい立ち直りが早いんじゃないかなぁ。なんて思ったり。
微妙な差だけど、大きいですよね。癒されますもの。

さぁ、さらにもう一杯行っておこうと・・・なぜかフェリーに乗ります。
なんでも、大崎上島にいい感じの食堂があるのだとか。
景色も綺麗だし晴天だし、行っちゃえ行っちゃえ!!

一緒にフェリーに乗ってみる。


そうして駅に戻り、電車を待ちます。この時、珍しくお腹一杯でちょっと胸焼けしていました。
きっとあのクレープだ。あのお姉さん、私があんまり食いしん坊な顔してたから
クリームをタップリ入れてくれたっぽいんだ、あぁ苦しい。とホームの屋根を仰ぎ見ます。

もう大人しく広島に入って、休憩してからお好み焼き食べよう。と話していたのにも関わらず
「弾はまだ残っとるがよ」なんて言いつつ、なぜか呉駅で降りてしまう食いしん坊達。えへへ。

呆れつつも、一緒に行ってみる。


クタクタになって、よぼよぼとチェックインしたホテルでは、大きなベッドにはしゃいでハイテンション。(子供)
そのテンションのまま、繁華街に繰り出し酒盛りをしたのでございます。(誰か止めて)

飲み屋では色々食べたのに牡蠣の写真しかございません。
モリモリ食べ、呑み、嵐のようにホテルに戻ると、気を失うように深い眠りにつきました。(ある意味怪獣)


やっと一日目が終了。皆様の「どんだけ食べるんだ」という声が聞こえてきそうですが
意外と入るものですよ(意味不明な言い訳)

2007年1月8日

さあ、いつになく髪がボサボサで目覚めた二日目。
ホテルの朝食を本日のエネルゲン!とモリモリ食べ、元気良く飛び出します。
レッツ観光!ビバ食い倒れ!!

食いしん坊を乗せたJRはズンズン進み、フェリーに乗り換え宮島へ上陸。
宮島は初めてで、大きな鳥居が海に刺さってるだけなのかと思いきや・・・

鹿いたーーーー!!!

なんと可愛さ爆発の鹿が野放しになっているではありませんか。
奈良だけじゃないんだ・・ 奈良だけじゃないんだねっ・・・・・ わーーっ!!

鹿っ! 鹿っ! と頬が緩みっぱなしのワタクシ。
早速鹿せんべいを売っているおじさんを発見。すばやく200円を取り出します。

妹。「おじさん、鹿、このせんべい好き?」ウキウキした微笑で。
親父「あぁ好きだよ、もう少し向こうでね、4分の1くらいずつ、歩きながらやるんだよ」

はーい。と、せんべいを受け取り、 おーい 鹿やーい☆

わらわらと寄ってくる鹿。おぉ可愛いのう、ほれほれ・・ほ・・・  ちょ・・(汗
ふぁっ! ふぉっ! ひーーーっ!!!!(汗

一気に鹿に取り囲まれる妹。鹿に寄って来て欲しいメーターはすでに振り切れた。
ソフトなのに弾力のある鹿糞を靴裏に感じながら、どんどん駆け足になりすでに笑みは無い。
鹿たちの可愛らしい口が、もしゃもしゃせんべいを食べる。
後ろの鹿が私の服を優しく噛んで、その隣の鹿は左の袖を噛む。

複数の鹿に囲まれ奇声を発して歩く。ハーメルンの笛吹きならぬ、宮島のせんべいやり。
脳裏にせんべい親父の言葉がよみがえる。

「歩きながらあげるんだよ、囲まれるから(みんな囲まれるけどね)

「向こうでやってね(こっちに迷惑かけないでね)

「絶対に止まっちゃ駄目だよ(鹿の糞踏むけど)

楽しいような、怖いような不思議な感覚でモテモテせんべいタイム終了。
もう無いよと手を広げると、寂しげな表情の鹿たち。 やっ やっぱり可愛い(ノ´∀`*)

みっ 宮島での鹿せんべい、お勧めです!!!(息切れしながら)

さて、鹿にせんべいをやりフラグが立ったところで先へと歩き出すと、これまた素敵な参道。
どうぞ食べ歩きしてくださいと色々なお店が並びます。
とりあえず目に入るアイテムはほぼ胃袋に収めました。

牡蠣の網焼きはひとつ200円。何個食べたか分かりません。
肉の串焼きみたいなビジュアルの濡れおかき。
もみじ饅頭揚げは食べて大当たり。衣もほんのり甘くて美味しすぎ。
特製はんぺいは注文すると二度揚げしてくれてウフフな美味しさ。

楽しすぎる参道を抜けて、やや寂しい気持ちになった時、現れたよ見たことのあるアレ。
青い海から突き出た真っ赤な鳥居。そして水に浮かぶ真っ赤な・・そう厳島神社です。


観光でふらりと来た身でこんな事言うのもなんですが、すごいよ宮島。素敵さ日本。
神様とか仏様とか良く分からないけど、先人が土地や気候、全てに感謝して作ったであろう建築物。
その信仰の純真さ、気持ちがとても素敵だと思うんです。

観光客で外国の方が多いけど、どうぞ隅々まで見てくださいよ宮島を。ふふふ。
そしてユーのフレンズに話すのさ、日本の素敵でワンダーな部分をね。ふはは。

そんな妙な優越感を持ちながら、再度参道で牡蠣を存分に食べ、宮島を後にしました。
すきすき宮島!

さて、夕方には新幹線に飛び乗らなければならない私たち。やや急ぎ足です。
修学旅行ぶりだよね、と原爆ドームに立ち寄ります。
外国人の観光客がずっと見上げていたよ。

公園内にある「平和を願い、同意して下さる方のみ鳴らしてください」という鐘を丁寧にゴーン
戦争なんてやるもんじゃない、戦争に善も悪も無いんだって、
唯一気がついてない白ハウスのオッサン、ここに鐘つきに来たらいいのに。(失礼)


妹。の久しぶりに出ちゃった毒を見逃して、お店に行ってみる。

さて、我々は忘れているものは無いだろうか。そんな偉そうな発言をすると
もしや、まだ食べるおつもりかと驚く友人。

「だってー。広島だよ?」「そうだよね〜」と意味不明な会話をして着いたのは広島駅ビルの「第二麗ちゃん」
混雑していましたが、テーブル席は空いてました。そんな訳でサクッと食べたよ、お好み焼き。
結構デーンとでかいのよ。
これまたボリュームがあって、お腹一杯です。(あたりまえ)
麺が入っているのが広島風なんだよね、どうしてお好み焼きに入れちゃおうって思ったんだろうね。
美味しいからいいけども。なんて話しつつ、お皿は空っぽ。ご馳走様でした。

あぁ満足だわ、最高だね広島。とお土産のもみじ饅頭と牡蠣をぶら下げて駅のホームに向いました。

フラっと来た広島はついつい食べ過ぎてしまったけど、後悔はありませんっ
皆様もぜひ、広島へ。冬が断然お勧めです。牡蠣がかなり美味しかったですよ!
このレポで広島=ワンダーランドの考察の証明になっていたら嬉しゅうございます。

そんな訳で、人生何度も広島だ!
 
   ネズミランドなんて目じゃないさ、こっちは美味しい牡蠣ランド!
          鹿も居る居る!仲良しアイテム鹿せんべい! 
                   行って広島!  食べて広島!!!

 
年始特別編にお付き合いいただきありがとうございました。


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