すずめ 整理券を取るシステムさえ知っていればなんとかなる!
広島の住宅街にある素敵なお店。私のストライクゾーンの味でした。
2007年1月8日

そして足取り軽やかに到着したのはすずめ。なんか可愛い名前ですよね。
広島には小鳥の名前がついているお店が沢山あるそう。小鳥系って言われるらしいですよ。
暖簾が何か話しかけてきそうなのは気のせいかな。
あぁ寒かったよこんにちは、と入店するとカウンターとテーブル席はほぼ満席。
視界に入った入り口にある小さなボックスには、ぺろんと番号札が飛び出ています。
おぉ、これを取るのですねと引き抜いて一番奥のテーブルへ。
すずめすずめすずめすずめ

メニューは一種類なので、これで注文済みって事なんだね・・・と頭上にあるテレビの音声を聞いていると
はい、背後から来ちゃったチュン。・・・おおっ!?

・・・チュンって言うか、結構力強い感じ。
沸き立つ香りの美味しさ強烈アッピールを受けながら、すずめ行きまーす。と箸を割りずるずる・・。

うわーーー 美味しい・・( ゚Д゚)・・・。

朱華園とかモリスとかの系統も好きだけど、こんなのも大好き。
ぎゅぎゅっと豚味が詰め込まれ、すすーいっと醤油。この香りに脳が刺激されまくりです。

なんて言うか、醤油さんが豚を5匹くらい担いで特急列車にギリギリ乗れたみたいな。
何匹いるか数えたら、6匹だったよ、すごーい!どうやって?!そんなに重くなかったのに!
おまけにポケット探ったら右のポッケにゃ鶏が、左のポッケにゃすずめが2匹つがいで隠れてやんの。
「ちゅんちゅん」って、こいつめ。(あ、すずめの味はしません)


名前に似合わず、結構グッとくる一杯。いや、いいんですよ こんなの大好きですから。
今まで食べた事が無いくらい豚と醤油が恋してて、かなり美味しかったです。

いいなすずめ・・ いいな広島・・・

おっとあまり時間は無いのだ、新幹線に乗り遅れるぞ。とご馳走様でした。
ガラガラと引き戸を開け歩き出すと冷たい風で唇に残る油を感じ、消えていく白い息を目で確認しました。


おなか一杯なのでチャレンジの休日に戻る。


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