2008年 8月13〜16日  チキチキ!ベトナム原付猛レース!?

 
去年に引き続き、miと二人でベトナムへ行ってきましたヽ(´ー`)ノ
今回も直前に決定し、ギリギリでパスポート更新。そして前日の夜中2時から準備を始める私。
旅慣れてる?いいえ、つくづく無計画なんです(汗

朝8時に空港に集合し(眠い!)、台北で乗り換えて現地時間16時30分に到着しました。
飛行機の中で「ベガスの恋に勝つルール」を観ていたのですが、程なく寝てしまい
「ベガスの恋を放棄してやったのよ」と寂しい気持ちを押し殺したりしましたよ。あーあ。

空港に着くと無事に現地係員(HIS)に発見され、バンにトランクを乗せて・・・プップー。
車でホテルまで届てもら・・・ブッブー。
周りの車、うるさいなぁ(汗

空港はお出迎えで車がごちゃごちゃ。
気が立っているんでしょうね、クラクションが飛び交います。

さて、空港を出てホーチミンの街を走り出しますよ。
車窓から見える街はモロモロと割れた歩道に並ぶ露店、座り込む現地人。
思っていたよりもアジアな感じだなぁ。
活気アリアリ。

無数の原付きバイクがクラクションをビービーやりながら、「信号なんて関係ねぇよ、夏。」と
言わんばかりの無謀な運転。「危ない・轢かれる・ぶつかる」という観念が無いのかな?(汗
そうか、気が立っていたんじゃない、ベトナムではクラクションは挨拶代わりなんだなと思いました。

ホテルに着くとすぐにタクシーで現地のツアー会社に申し込みに出かけます。
HISのツアーは7000円ですが、現地ツアーに参加すれば10ドルらしいのです。
それくらいケチらなくても・・と思ったりしましたが、カモられてなるものかと変な意地がでる私。
現地係員に他社ツアーにすると言うと露骨に嫌な顔をされ、ますますやる気になってしまいました☆


ツアー会社はシンカフェというところ。カフェやら雑貨店に並んでとても賑わっており、
なるほど、観光客の外人さんがもっそり居ますよ。恐る恐る中へ。
空いたカウンターに滑り込むと女性が「日本人だな」って顔をします。えっと、ツアープリーズ(汗
私の砕けまくった英語も通じ、「んじゃ明後日の8時においで」と言われホッと一安心。

さて、ここからはお買い物です。ベトナムと言えば雑貨ですよね。
今まであまり気にしてなかったのですが友人達に「雑貨好きだよねー」と言われ気が付きました。
そう言えば私、雑貨屋さんで鼻息が・・ いえ、テンションが上がりまくりなんですよ。
もう何時間でも見ていられるくらい大好き。この旅で一番楽しみにしていたものかも知れません。

かわいいお箸がいっぱーい。
帆船ばっかり売ってるお店。旅に出たいよね。(←もう出てる)

ベトナムの通貨はドンで、現在一万ドンが70円くらいになるそう。計算しにくいぃぃぃ(汗
たとえばミネラルウォーターが5000ドンで、約35円という感じ。安いですよね。

お店によってはドルで表示してあるので、そこまで困らないのですが
何が大変かって観光客はカモられて当然、ネギってなんぼの買い物は正直ストレス溜まります。
始めに倍の値段を言われ、ジワジワ下げるんですが途中で面倒くさくなりますよ。
値切るのは苦手じゃないですけど、気持ちのいいもんでもないですよね(汗

疲れのせいかな、妖精が見えるよ。

何軒の雑貨店をまわったでしょうか、もうクタクタ。時計を見ると夜10時すぎです。
時差が2時間あるので日本時間で言えば0時ごろ。こりゃ疲れるわけだ(汗

買い物袋をぶら下げて部屋に帰り、ホテル近所のビールバーへ行く事に。
名古屋で言う浩養園みたいなところで、ビールがすっごく旨い!だけどメニューが全然読めない!
細身の姉さんに「フォーある?それスープヌードル?」と片言の英語で聞くと「イエスイエス」とニッコリ。
そりゃいいと肉とシーフードの二種類頼んで、ビールをグビグビやっていると登場したのがコレ。

わぁ、美味しそう! って・・・ちょっと待て(汗

違うじゃん、スープヌードルじゃないやんと言うも「なんで嫌なの、オイシイよ」と不思議顔の姉ちゃん。
ああん・・・と思いつつ、まぁいいかとモグモグ。うん美味しい!
確かに美味しいビーフンのようなもの。ビールが進んで幸せな気分になってきましたよ。
ちゃんと米麺だったしね。

そして、なぜか踊りながら嬉しそうに「ネクストヌードーール!」とテーブルの前でターン。
コトリと置かれた皿は、同じような物の肉バージョン。・・・やっぱりか(笑
(二皿目は同じ物に肉が乗ってると思って頂いて間違いありません。よって写真なし)

もうね、旅の失敗でいいですよ。姉ちゃんの不思議な舞いも見れたし。
間違ってると分かってやってたら、あの姉ちゃんは空気が読めるよね。凄く。

そんな訳で、本当に美味しいビールを二杯のみ、ホテルへ戻って一気に眠りました。グー。


二日目 ベトナムの街を走るよ!

三日目 多国籍チーム メコンに挑む。



8月16日 四日目

朝、いつもどおりにmiの携帯電話の目覚ましが鳴り響きます。
毎度のごとくピクリとも動かないmi。あーもーmiタンてば、困ったコねぇ。
腕を延ばしてアラームを消すと、再度、ぐーぐー。


ふと、焦ったmiの声が響きます。「あっ妹、やばいっ」「・・・へ?(むにゃむにゃ)」
なんと大寝坊をしてしまい、空港までのお迎えまであと20分もありません。
「私だ、私が消しちゃったんだ、ごめーん!」と大慌て。
お迎えに2分遅刻しちゃったよ。ぷっぷくぷー(←あまり反省してない)

このバイクの群れも、もう見納めだねぇと空港へ向かい、
残っていたドンでサンドイッチを胃に収めて、無事に帰国しましたとさ。

日本だったら珍走団確定ですよね。
【主演】妹。・mi・現地の方々。


という訳で、ベトナムの旅もおしまい。いかがでしたでしょうか?
なんだか買い物ばっかりしていたような気がしますが、まさにその通り。
生水やジュースに入っている氷にも気をつけようね、なんて心配していながら
チェーというベトナムのあんみつカキ氷をモリモリ食べたり、とっても美味しかった旅、ベトナム。
カキ氷チェー。ロールオーバーで超美味なマンゴプリン。

しかし、この国を旅行して、ちょっぴり寂しい思いをする人が居るかもしれません。
というのも、観光客=餌的な感じを受けてしまうのです。
物価は安く(それでも最近は高騰しているらしい)、値切るのも旅の楽しみなのかもしれませんが
9ドルで買ったバッグが、他店で24ドルだと言われると・・・ねぇ?(もちろん値切れば安くなるはず)

どこの観光地でもそうなんでしょうが、観光客に寂しい思いをさせちゃイヤ!
適当な金銭感覚の私でさえ、負けないぜ!と値切ってみせると
バイクタクシーの兄ちゃんに「この子達は本当にお金が無いんだね」と言われ哀れみの目を向けられると、
定期預金を崩してでも、100ドルの札束で頬を殴ってやりたい気分になったのです。

て・・ 定価って言葉を教えてやる!!!(悔

しかし、それを理解しうまく付き合えばすごく楽しい。
観光名所はとても少なく、市内観光に郵便局が入っていたりするお茶目なベトナム。
けして綺麗とは言えない街に、無秩序のようでしっかりベトナム流のルールがある交通。

そうかと思えば、女性を美しく見せる事に長けた民族衣装アオザイがあったり、
沢山の綺麗な雑貨や、素朴で工夫をこらした美味しい料理。
今回は完全スルーだったけど、地下トンネルを掘ってアメリカさんを撤退させた根性の国でもあるんです!


それをひっくるめてガブッとかじったら、ほら、ベトナムって生春巻きみたいじゃないですか?
あの、むしゃむしゃ・・・あ、美味しい!!の感覚にとっても似ている気がします。
海老に生野菜とにら、ビーフンとパクチー。うわぁ、あちらこちらから色んな味が(笑

半透明のライスペーパーに包まれて、外から見えてるのに一口かじって中を覗いてしまう
あの小さな好奇心を、大きく膨らませたのがベトナム旅行なのかも知れないナァ

また行きたい、食べたいな あの独特なベトナム味!癖になります!

    と、言うわけで、人生一度はベトナムへ!
 
     メンズは戦争ツアーで歴史を感じ、レディはあれこれ買い物を!
         
それぞれ遊んで、生春巻きで乾杯だ!桁数多くて金持ち気分! 
                 レッツ  アオザイ!   ヒバ ホーチミン!!




アオザイ姉さん。ベトナムに行くときは必ず下調べしようと心に誓いました(笑


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