2008年 8月15日 多国籍チーム、メコンに挑む。 

沢山のクラクションがさえずる素敵な朝です。おはようベトナム。
良く考えたら、ホテルの朝食を食べなくてもいいんじゃない?と
ホテルから脱出し、10秒の「バミゾン」へ行くことにしました。

ベトナムさんはフランスさんとの関係もあり、フランスパンが美味しいんですって。
そのフランスパンのサンドイッチ「バインミー」が有名らしいです。
そこらへんの路上で売ってて、オバちゃんが作ってくれますよ。
美味しそうだったけど屋台のは遠慮しちゃいました。当選したら嫌じゃもん。

ドアを開けてくれたベトナムボーイに過剰な笑顔を振りまきます。「しんちゃお!」
恋のひとつやふたつは簡単に生まれそうなオサレ空間だよね。
バミゾンはイマドキのカフェっぽい作りで、カウンターでメニューをチョイス。
文字が全然読めないので、一番上のやつをセットで。多分、基本で美味しいんでしょう。
これで焼きフォーが出てきたらいろんな意味でオイシイなと思ったりなんかして。

と、無事にベトナムボーイに運ばれてきたバインミー。美味しいーーーー!!
やなせたかし風に言うと「バインマン」かな?

中身は肉のパテ(多分レバー)、ハム、パクチー、野菜の甘酢漬物、ベトナムソース。(←適当すぎてごめんね)
あ、このソースってのはベトナムの魚醤ヌックナムというものらしいいです。

パンは皮が少しだけ日本のフランスパンよりチョッピリ柔らかめで食べやすいですよ。でもパリッとしてんの。(どっちや)
にょっと中からはみ出したチーズとマヨネーズのオカマみたいなのが、かなり美味しかったです。

日本で言うとサブウェイみたいな感じでしょうか。毎朝食べたらオサレな感じですよね。
むしゃむしゃとライオンが生肉を引き千切るように食べ、好き好き大好き!(純ちゃん風に)

さぁ、タクシーを捕まえて本日のメインイベント、シンカフェによるツアーですよ。
ほぼ全員、観光客と思って間違いない写真です。

シンカフェ前はバスに乗り込む外国人観光客でいっぱい。
わくわくで乗り込むと多国籍バスの出来上がりです。ベトナム人ガイドの英語よくわかんないぜヒャッホー。
出発してしばらくすると、ミネラルウォーター、お菓子、おしぼりのサービスが。
思いがけない接待に、後半が心配になる私。10ドルしか払ってないんだよう(怖


--ここより適当妹。によるメコン&デルタ紀行をお楽しみ下さい--


2時間半くらい走ったのかな、目的地に到着。うわー想像通りの色で素敵(笑。
可愛らしく言えば、ミルメークのコーヒー味って感じかな。
そんなミルメークを多国籍船がグイグイ進みます。えーと、どこに行くんだろ(悩
乗る前に20分くらいで着くよってのは聞こえたんだけどナー。まいっか。
アジア人7割・白人3割って感じの船。
なんとかランドにありそうな生活船がどんぶらこー。

そうしていると、島なのか反対岸なのか良く分からない陸地に到着です。
船から降り・・・ちょっ、オッサン ガイドさん待ってくれ・・・ この橋、ボロッボロじゃないか。という
私の視線を華麗にスルーしてドウゾドウゾと渡るように促すガイド。
恐る恐る渡っていると後ろの中国人の奇声。それに上乗せして無駄に奇声を発したりしました。

しばらく歩くと熱帯植物が実をつけて、まるでジャンゴー。非日常にヒャッホーイ☆
果物の王ドリアン様がそこらへんで成長中。

もぎって食べようと思ったら、まだ青い。(・д・)チッ

すると前を行く女子が「痛い、痛い」と足をバタつかせています。へ?どした?
どうやらサンダルだった為、虫に噛まれているみたいです。が・・頑張れ!(汗
周りの木を見ると、本当に鮮やかなオレンジ色の大きな蟻が。うへー(汗

と、思った瞬間・・・右の頬に激痛と「ブチッ」という音が。
んがっ痛いっっ 蟻だ・・ 奴が木の葉から帽子に乗り移ってきたんだと0.3秒で把握し、
払った手に触れた蟻はベトついていて、気持ちが悪いのなんの。
非日常という名の恐怖に、痛みと悔しさが噴出しました。うわーん馬鹿馬鹿(泣

さて、少し歩くとなにやら小屋が。どうやらライスペーパー工場です。
あぁ港区のベイシティでクレープ食べたいなぁ。

<そろそろランチだよー ガァガァ。

昼食場では、先ほど発狂していた私を見かねた隣の席の白人さんが「俺の国の虫除けさ」と
透明の塗り薬をくれ、とても癒されました。 ううっ さんきゅう(涙

橋で一緒に奇声を発した中国人がくれたよ、チョムチョム君です。

お昼ごはんは、どうりで10ドルツアー。と失礼な事を思ってしまうランチプレート。
いーのいーの、雰囲気もあいまってこれで全く構わないですよ。
ロールオーバーで、ライスを隠していたお椀にきゅうりスープが。
道中に生っていた実がデザート。素敵な拾い食いテイスト。
ライチが溶けたみたいな。食べるとお腹から怪物が出てきそうだよね。

実は、本当に何も下調べをしていなかったので行き先がぜんぜん分からないんです。
まるでミステリーツアー。それでも、結構楽しかったよ!
ここは何かな?と思ったら・・・
ココナツキャラメル工場だって。こ・・工場・・・。

そして、いきなり馬車で移動したり。一緒に乗った外人さんが巨体で馬、死にそう。
花が可愛いから君はハナちゃんだ。

たくさんの蜂が飛び交う蜂蜜工場でも休憩。あんまり長居したくないよう。
リアル蜂蜜レモンティをご馳走になりました。
イカの燻製じゃないよ!ココナツさ☆(おっしゃれー!)
蜂が寄ってきて溺れるの。なんてスイートなトラップ!

<ベトナムよいとこー 一度はぁ おいでぇ〜♪


そして、いよいよ小船で行くよ!
流れが無いのかな?ずーっとこんな景色だよ!
おゆるりと川は私を包み、ギーコギーコと漕ぎ手の力加減が伝わってきます。あーきもち。
「川にはワニが居るぜ うひゃひゃ」とガイド。うん、信じないよ。
オサレなカフェにありそうな巨大なヤシ。チクチクしちゃってさ。

そんなこんなで、メコン川&デルタ見学を終えると、バスに乗り込みシンカフェ前へ戻ります。

いいだろ?川の色なんて関係ないよな!

バスの中はみんなグッタリ。効きの良いクーラーのおかげで快適空間ですよ。
ガイドのオッサンも疲れたのか客席に紛れて眠りこけていました。可愛いよね。

さぁ、街に戻るともちろん買い物です。お土産もまだまだ足りておらず、最後の追い込みです。
とても腹ペコだったのですが、なかなかいい食事場が見つからない事も手伝って、
かなり遅い時間になってしまい、私の激しい希望により「バミゾン」で2本お持ち帰りしてしまいました(笑
ホテルでまたしてもライオンのように頬張り、まだ開いているレストランを探します。

すると、ちょうどホテルの近くにベトナム&中華のお店が。
きちんと感(笑)のあるレストランで、333ビールをはじめモリモリ食べましたよ。
本当にもう、スケスケなんだから(ノ´∀`*)
ベトナム風お好み焼きだったかな?具が飛びだすよ。
豆腐の揚げ物。道に敷き詰めたら立派なレンガだね!
雷魚くん。ベトナムだとどんな位置づけなんでしょう。
大きな雷魚の煮付けは白身がフワッフワで美味しい!
miが大変気に入った様子でしたよ。モリモリ食べても二人で20数ドル安いなぁ(汗

ホテルに戻ると、オーダーしてあった服の数々が届いており、
ウキウキファッションショーの始まりです。思い通りの出来上がりに二人ともニコニコ。

私はワンピース、麻シャツ、パンツ、ブラウスの計4点で120ドルくらいでした。
うーん、もっとワンピースを作ればよかったナァと欲の出ること出ること(笑

そして、バミゾンで買ったベトナムプリンを頬張りつつ、
ドッサリ買った品々をトランクに詰め込みベトナム最後の夜は終わったので御座います。

デング熱が怖くてベープもってったのよ。

おつかれさまー。

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