浅草軒分店(浜松)  近所の常連さん多し。家族経営のいい雰囲気だけど、やや緊張。
名古屋にも分店作って欲しいと強く願い、味を思い出してはニヤケる妹。
2005年7月3日 

ホテルでの朝食、和食膳の美味しさに朝から食べまくってしまい満腹になる妹。
本日のラーメンの為に控えめに食べるえす。 なんだか思いっきり性格を表しています。

お昼には船遊びをして、ロープーウェイやオルゴール館などを家族旅行らしく過ごし浜名湖と言えばうなぎだよね、と
少し遅めのお昼ごはんをたっぷり食べた後、家族を乗せた車は帰路へつきます。

適当に帰るから。そう言いラヲタ兄弟の乗った車はラーメン行脚へと加速します。(うな重食べた後なんですが)
さて、昨日見事に食べる事の出来なかったお店。浅草軒分店へ。
やった!やってる!(泣
食べ切ることが出来るだろうか?という不安と共に店内へ。店内はテーブル席が4つにお座敷ひとつ。
娘さんでしょうか、中学2年生くらいの黒髪を二つに分けてしばった可愛らしい子がお水とおしぼりを持って迎えてくれました。
メニューが少ない 餃子が安い。
中華そばと餃子を注文しました。
ふと厨房から昨日、庭仕事をしていたご主人が「あれ?あの人昨日来たよな?」という顔でこちらをうかがっています。
「はい。あまりの悔しさに今日も来たのです。」中学生が英語を訳した風に心の中で答える妹。

待っている間、続々と近所の人らしきお客さんが予約をしていたであろう物を購入して帰っていきます。
なかなか人気があるなぁ・・と思っていると看板娘がラーメンを運んで来てくれました。
すごいピンボケ(恥

レンゲ無しで運ばれた中華そば。テーブルにもレンゲは置いてないので、とりあえず麺をズルズル・・
うっわ〜 美味しい(ノ´∀`*) 麺がちゅるちゅるしててズルッとすすると素直に登ってきます。
何でしょう、中華そば学園の特進クラスの優等生、それとも正統派の美人って感じでしょうか。
つい猫舌の妹。が今までした事が無かった直接どんぶり(どんぶりを持ってスープを飲む・普通の行動)をしてみました・・
うっ うまい・・。年老いてもこのラーメンを食べて生きたい。

夫婦で手をつなぎ朝の散歩。「あら、寺崎さんちのあじさいが綺麗に咲きましたね」なんて言って帰宅するとまだ6時過ぎ。
老後は葉書に水彩で画を書いて、毎日孫に手紙を出すんです。孫も時々はお返事くれるんですよ。
旦那は庭の鉄棒で大車輪や懸垂が趣味の元気な爺さんで、ばあさんはその写真を撮ってはHPにアップ。
何かと時間をつぶして、11時になると仲良く浅草軒分店へ。
かつての看板娘は嫁に行き、その子供が時々お手伝いにきてるんです。
アルバイトで最近流行のお座敷つりぼりを買うんだとニコニコ顔。買ったら釣りをさせてね、とばあさん・・・

妹。がラーメンムーピーと遊んでいると、すかさず餃子が到着。
見た目もいいね。
もう、本当にごめんなさい。むちゃくちゃ美味しいです。はっきり言って妹。は餃子はそんなに好きじゃないんです。
でも、でも・・ここの餃子は天下だ
底の焼けた茶色の部分。ここがカリッカリ。歯ざわりが素敵過ぎます。
中の具はオーソドックスなのですが、皮のやけ具合が最高。もう最高裁で裁判官が歌いながら無罪って言うくらい。

ご近所の人が予約入れて買っていたのはこの餃子。美味いと書いて「浅草軒分店のぎょうざ」と読む。
常連さんはお手伝いをしている女の子の成長を見守りつつ、このラーメンと餃子を楽しんでいるんだろうなと思うと、
羨ましさと、地域に愛されている感がバシバシ伝わってきます。
娘さんの運動会でお父さんタイヤ引き競争なんかに出場したら大声援が送られますよ、分店さん頑張って〜っ。

住宅街の小さなお店。浜松へお出かけの際は是非。
さて、もう一軒行けるね、と君が言うから・・・とりあえず車を走らせたんだ。次は・・



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