貴長(浜松)
 カウンター席数が多いので座る場所によってはアリ。でも常連さん多いです。
稲の粉の麺はちょっと畳っぽいよ。でも健康に良さそうだよね!
2005年7月3日 

浅草軒分店を後にして、えすがもう一軒インターの近くにラーメン屋があるよ、と言います。
食べられる気がするよね、無理かなぁ。そう言いながらとりあえず行ってみようと車を走らせます。

そして着いたお店は駐車場が広く赤い色が可愛らしい貴長。とりあえず一旦駐車です。
そこでふと、目に留まったのは・・・


ん・・?











ドーン!!

うっわー!! なんて男らしく力強いお言葉(驚
まさに腹9.8分目のラヲタ兄弟に捧ぐ言葉。 こうまで言われてしまったら、もう食べるしかありませんよね。

ガラガラと戸を開けると、お店の人やお客さんが全員こちらに注目しています。
「あっ どうも『妹。』です。妹の後ろの○は発音しなくていいです。 ラームスと呼んで頂いてもいいんですよ アハハ」と
自己紹介しなければならないかと焦りましたが ちょうど出入り口のあたりにテレビがあり、
皆さんは野球中継を真剣に見ているのでした。ホッ。

カウンターにテーブル席、通路奥にはお座敷がありました。
そんなに混んでなくてラーメンの撮影をしたかったので奥のお座敷に。あぁ、居心地がいい。
ここの麺は変わっているらしく、注文は稲っ粉塩らーめん(米になる前の稲穂の粉を使用)にしてみました。
『稲っ子』にすれば可愛いのになぁと余計な事を思いながら さらに餃子も注文です。

猛烈なクーラーの風を顔面に浴びながら待っていると、稲っ粉ラーメン登場。

なんとなく緑色に見える麺。気のせいではありませんね、 お味は・・これは難しいぞ。(いつも難しいくせに)
塩が効いているスープは嫌いではありませんが帰りの車内で喉が渇きそうな感じ。
見た目で固ゆで系なのかと思った卵は箸で掴むと半熟の黄身が奥から出てくるというイリュージョンぶり。おぉっ
メンマはとても甘い味付けでした。

このスープの透き通り具合から、素直に海を思い浮かべます。
沖縄の海水を煮詰めた塩を使っているそうですが、それでは遠いので若狭くらいで。
5〜6人の男女混合グループで浮き輪につかまりながら遊んでるんです。
すると意中の男子はテトラを目指して泳いで行っちゃうんですよね。 「気をつけてね」って聞こえたかな・・・

そのまま彼を目で追うも、気にもなってない男子にちょっかいをかけられて面倒になり一人、浜に上がるんです。
みんなの荷物が散乱しているゴザに座り、手に付いた砂をはらってペットボトルの生茶を飲んで一休み。
彼の姿は見失ってしまい、仕方がないので日焼け止めでも塗りなおそうなかと思っていると背後に気配を感じます。
ふと振りかえると意中の彼が・・。(ノ´∀`*)いいぞ いいぞ。

「見てよ、コレ」そう言う彼に『何か見つけてきてくれたんだっ』と期待しつつ見ると
彼の手には大きなナマコが・・・  ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!

たまには自虐的な妄想もいいかなと思っていると、餃子が登場。
待った? ううん全然。

君!さては、プールの監視員が10分休憩の笛を吹いているのに聞こえてない振りして泳いだだろ?
一日2キロ泳ぐなんて変態だぞ!と言いたくなるウェット感。味は普通に美味しいのですが・・。
もう少し水分飛ばした方が妹。の好みでした。

食べ終わる頃には、お腹がパンパンすぎて笑えてきました。
お店を出て、再度看板を見ます。
 「食べれば分るさ・・」・・・・無理して食べるなって事かな。そう考えつつ浜松を脱出です。
帰り道は眠気との戦い。運転してるえすとしりとりをしますが、苦しいのなんの。
少しでしたが浜松ラーメンを満喫させていただきました。

【教訓】旅ラーメンは楽しい。が・・食べ過ぎるな。

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