2006年 5月27日 初めての追っかけ −マイケル・ジャクソンに接近したい− 午前5時すぎ。さっき設定したばかりの目覚ましが鳴り、殴り書きの時刻表メモを手に、東京は代々木体育館へ。 もちろんマイケルを聞いて行くのよ。 最寄り駅の原宿に到着したのは8時40分ごろ。雨がシトシト降っていました。 路上で外国人が300円の傘を売っているのを見ながら、なぜかコンビニで400円のビニール傘を買い、体育館へ。 現地に到着すると9時。列にはすでに40人ほど並んでいます。地面は雨で濡れており、座る事が出来ません。 カーぺット開始時間は午後2時半(汗 ひたすら立ち尽くす。横殴りの激しい雨やシトシト降りが交互に。 振り返るたびに長くなる列。2時ごろには1000人は超えていたんじゃないでしょうか。 いよいよ2時半になり、まずは招待客からの入場。カーペット前の柵に群がる人々。あぁ狭い場所が埋まっていく。 会場の体育館入り口に50メートル程の赤いカーペット。15センチほどの台になっており、思ったよりも狭いです。 その後、私達一般客の入場。私は前から6列目くらいに行く事が出来て、一安心・・・のはずが 想像以上の圧縮地獄。あちらこちらから悲鳴が漏れます。 さらに、レッドカーペット観覧では傘をさすなと言う非情さ。予想外でカッパもありません。 雨は降りまくっており、ほとんどの人は雨ざらし状態です。 そんな観客の地獄絵図を華麗に無視して始まる素敵なショー☆イエーイ☆ 「各界のセレブリィティがリムジンに乗って登場です!」というアナウンスが響く中、 まずは、もこみち君と久本雅美の登場に大騒ぎ。 小さいのがマチャミ。 また一組、また一組と華麗に現れる有名人達。 実際、私は特にファンではないので圧縮集団膝カックン状態に悶えていました。 あ、 なんで猫がいるんでしょうか。 土屋アンナちゃんは好きですよ。 数々の有名人が登場する中、柵のこちら側では圧縮されて気分を悪くした人たちが救出されています。 もみくちゃにされる事3時間。私の前後から15人程救出され、いつのまにか前から2列目となっていました。 時刻は5時半。さぁいよいよマイケル登場かと思われたとき、こんな感じのアナウンスが。 「スペシャルゲストの登場は確定ではございません。お越しになるかはゲスト次第です」 な、 なんと・・・。 これにはファン一同困惑。私も放心。時間が経つにつれてポツリポツリと帰っていく人々。 それでも静かに雨に打たれながら、マイケルを待つファン。午後6時を過ぎて、体育館では授賞式が始まったようでした。 放心状態のまま立ち尽くしていると、アナウンスの声が。内容を聞く前に、残っていた70人ほどのファンは絶叫。 アナウンサーも嬉しそうに「皆さん勘がいい!ゲストがこちらに向かったそうです!」 ・・・ま ・・・マイケル!! それからさらに沈黙の30分。そして18時45分頃、ついにリムジンが!! 絶叫と興奮で、物凄いことになっています。リムジンの扉が開き・・・30秒ほどしてマイケ・・ うぎゃー!!! 足でたっ きたっ! ヴァあああああ1!!細いっ まいこっ マイコッ!こあッ マイ子ッッ!!! ウアッ ちょっ 目の前に あうわ 3メー ちょっ フうぃあお!!!!アーーーーッ!!!(壊 今、車から降りて歩いてきています。 こっちを向いているっぽい。 かろうじて後姿。 興奮と絶叫の中、写真に写らなかったマイケル。なんてこった(泣 まさか3メートル近くまで接近できるとは思ってもおらず、長時間立ちっぱなしで雨に打たれたかいがありました。 この写真の写り具合で私の興奮度が伝わりますよね(汗 マイケルは建物に吸い込まれるように消え、感激で泣いているファンの姿が多いです。 地面には圧縮地獄の為に破れた雨カッパが沢山落ちており、ボロボロになったビニール傘が散乱。 私はあまりの感動に、実感が無くふらふらと駅へ向かいました。 駅では濡れ雑巾の私が、朝と同じように400円の傘を買い、時計を見ると7時半。 そう言えば、食事は朝、新幹線で食べたサンドイッチだけだったなぁと、呆然と手に持った新品の傘を眺めました。 そんな訳で、人生一度はマイケルだ! えっ いやいや強要はしないです(汗 聞けとは言わないが変人扱いはノンノン! 私も昔はマイケルキモイとか言ったけど 知れば知るほど後悔さ。 そうです答えはここにある ストップ・ザ・偏見! 麺レポに続きます。 |