やまや   ♪裏の入り口よりも、すぐ厨房な表から元気良く入ろう。
富山の美味しい有名店。優しいワンタンと澄んだスープに癒されます。魚津市真成寺町2−17 
2007年10月7日

秋は涼しいし、連休もいっぱい。こりゃ甘やかされる為の季節だね、と愉快な仲間と小旅行です。
まずは高山で軽く一泊し、二日目は富山を丸ごと楽むわよ!とホテルを少し早めに飛び出すと
思ったよりも車はかなり順調に進み、少し早めのお昼ご飯です。

どこでもいいよ、という優しい友人を乗せた車が到着したのは「やまや」です。
ここは是非行っておいでと聞いていたお店でした。そりゃ行かねば。
暖簾の文字がでかくていいですよね。

こんにちは、と入店すると、奥さんと旦那さん、19歳くらいの娘さんがお手伝いしていました。
えーと、ここはワンタンメンが有名らしいので、迷わず注文。(←本当はちょっと忘れてた)

すると小さなテーブルが縦に並ぶ店内の奥から、新聞を持ったおじさんが登場。
あれ、家の人かな?と思ったら向こうにも入り口があるらしくお客さんでした。
いわゆるひとつのウナギのお宿みたいな感じかな?

厨房の動きが微妙に視界に入るなー、わー今、作ってるなと思っていると
はい、どうぞとすぐに出てきたラーメン。うわー 予想外なバリバリの透明感。

やばい 美味しそうすぎる(ノ´∀`*)

醤油?あれ、塩ラーメン?戸惑いながら、スープをゴクリ。
うふぁー これはぎりぎり醤油かな?え?両方?とか、そんな事より、おいひいですよ(笑
ツウの人はコクがあって、キレがいいって言うのかな?
良くわからない私には、それよりも このぺろりとしたワンタンが大変気になります。

箸で麺を吊るすと、行かないでとしがみついてくるワンタン。というか、肉が無いような?
一反もめんと言うか、その姿は清流を流れてきた綺麗な布みたい。
川で出会う布といえば、天女の羽衣ですよね。

天女「私の衣です、返してください。」
妹。「ごめんなさい、食べちゃいました。」

またこの鶏肉みたいに見えるチャーシューがナイスですよ。
グッグッと噛むと中から重い腰をあげた旨さがこんにちは。「どーもどーも よくお越しで」(お肉談)
自己主張はしないけど、聞けば知ってる秀才みたいな雰囲気で、
この透明なスープを泳ぐことを唯一許されたお肉といった感じですよね。

それにしても、ワンタンが柔らかくちゅるっとしてて本当に美味しいな、と壁を見上げると・・・おや?
なんと、普通のラーメンとワンタンメンの値段が同じ550円。 え?そんな馬鹿な、と何度見ても同じ。
同時におしんこが200円だということも知りました。そ、それは高い気が(笑

値段が同じという事は、これサービスでんがな(驚
ありゃ、なんて気前がいい。サービスや思うと、箸が進みますわ あっひゃっひゃ。

そんなオッサンみたいなことを思いつつ、麺をよく見ると あれ、なんか茶色の細かい粒子が?
珍しい麺だなと目玉を横に動かすと、丼に「手打ち」の文字が。そうか、自家製麺なんですね。
独特な麺で美味しいもんなぁ。で、自家製ワンタンか。そりゃサービス出来るね ふむふむ。(気が付くのが遅い)

食べながら勉強する受験生気分でご馳走様でした。うわー美味しかったよう。
ここのスープ、ご馳走様の後にもう一度飲みたくなって困りました(笑

お店を出ると、美味しい昼ごはんに満足の一行はご機嫌ウハウハ。
そのテンションのまま黒部渓谷へ急ぐと、大混雑。 うひゃあ やっぱり行楽の秋ですねー(汗

それでもギリギリ待ち無しのトロッコに乗り込み、いってきマース。
で、トロッコでは、もちろんラピュタ妄想してみたり
終着駅の登山コースに(*´д`*)ハァハァして
山道のトンネル穴から清流を眺めて、岩になった気分になり
大量の湯の花が舞う温泉にどっぷり浸かった後は下山して
宿の立山という良い酒でトリップして泥酔 就寝。

三日目は氷見の漁港で刺身を食べたりして帰宅しましたよ。

好きです(ノ´∀`*)富山。

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