万亀  
マーク無し 住吉の焼き鳥屋さんで、常連多し。渋くてカッコイイオヤジさんは居るけど・・・。
小さな路地を入ったら、あったよ美味しい焼き鳥!ラーメンばかりじゃ生きていけない!ヽ(´ー`)ノ イッチャッタ、イッチャッタ
2005年 8月20日

妹。は鶏が大好きです。生きているのも、お皿に乗ってるのもどちらも大好きです。(なんか可哀相)
そこで今日は目の前で焼かれている鶏さんを愛でようと(だからやめろって)
やって来ました。色香の街、住吉へ。 異人風味が色香をかき立てる夜の蝶が眩しいです。

フラフラと恐い人に肩をぶつけない様に、歩く妹。 あぁ、声をかけられたらピーナちゃんのフリをすれば良いのだわ
と逆に危ない解決策を思いつき、ウキウキと小さな路地へ。
すると香ばしい香りが・・。まさに鶏のお誘い。足取りも軽やかになります。  

「万亀」と描かれた渋い濃紺の暖簾から店内をうかがうと、店員さんは3人。いい男が鶏を焼いていました。・・(ノ´∀`*)
「少々お待ち下さい」と椅子を出してくれて、3分程待つと「お待たせしました、どうぞ」と招き入れてくれるナイスガイ。
いい感じに狭い店内はL字のカウンターで中ではむちゃくちゃカッコイイご主人が焼き鳥を焼いています。
隣の席との間が狭く、隣のゴルフ狂らしき黒いおじさんにお尻をぶつけながら着席。「あ、ごめんなさい(照」

お飲み物は?と聞かれ、ウーロン茶を頼む同行者を気にしながらも「ビール下さい」(妹。強いぜ!)
さぁ、焼き鳥ですよ。手当たり次第に注文し、私達の食べるタイミングで焼き出してくれるご主人。
微笑みの中の真剣な表情が、備長炭の熱により赤く、そして小さな汗の水滴でびっしょり。
あー いい男・・いい男・・いい男・・(*´д`*)ステキ・・

そして、出てくる焼き鳥は逸品。涙が出るほどに美味しい。常連さんが多く、一見さんが入りにくいお店ですが
入る価値アリ!お代わりフリーの突き出しキャベツはうっすら塩味が付いていてまた美味しいんです。

さて、ここは妹。の麺だったよな?とお思いのお兄さん、お姉さん。お待たせしました。
そう、この万亀さんには「鶏そば」なるラーメンがあるんです。
しかし、人気メニューなので常連さんキープなんて事も・・。
恐々聞いてみると、ありますよと渋い店主。あー良かった(´∇`)

きっと一人前食べられないでしょう、と私達に一杯を分けてハーフサイズを作ってくれました。
大丈夫なのに 優しいなぁ(ノ´∀`*)
鶏肉乗ってる〜(ノ´∀`*)
綺麗に盛り付けられたミニラーメン。小さい頃を思い出してしまいますよね。
スープは・・うわぁ 凄く高級なチキンラーメンだ!(ある意味あたりまえ) うーん美味しい。
少し甘みのある和風スープに鶏肉の旨みたっぷり。
ラーメン専門店のように気合が入っている訳ではないのにグッときます。
まさに焼き鳥を食べた後に、サラッと食べてホッとする幸せラーメンです

チャーシュー的な役割の鶏肉がスープにピッタリ。金糸玉子も芸が細かくて、見た目にもバッチリです。
ラーメンとピヨピヨ愛の結晶とも言うこのラーメン。金糸玉子のイエローが哀愁さえも醸し出しています。
思いっきり焼き鳥を満喫して、このラーメンで〆なんて、なんて贅沢なんでしょう。

ご馳走様でした。としっかり手を合わせ、席を立ちます。
赤ら顔のゴルフ狂に再度お尻をぶつけ、逆に嬉しそうなおじさんに愛想笑いをして店外へ。
ほろ酔いでご機嫌の妹。は満月を見上げ、幼い頃に飼っていたひよこを思い出しました。




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