ぶっこ麺 
♪♪ 凄くお洒落ですが、なんだか落ち着かない気持ちになるような。人気店だからかな。
元気をいっぱいぶっこんだ、お洒落で社会見学的なお店です。
2005年 9月19日

久しぶりのラーメンツアー。そこまで遠くない多治見は、ラーメン初心者の遠征にはピッタリですよね!
そして、行き先は最近名古屋のラーメンマニアが吸い込まれるように行く、話題の「ぶっこ麺」です。

お店のイメージは名前からして、こんな感じだったのですが・・。
たぬきの置物はハズせない。

で、実物はこちら。
うーわ、なんてお洒落なんでしょう。
なんか悔しいぞコノヤロー。

シオシオとしなびていくたぬきのイメージを半目で思い浮かべながらの入店です。
ちょうど写真の右側が入り口。スタスタと何も考えずに入っていくと・・・お店かと思いきや通路。
通路の左手には、ガラス窓になっていて厨房が良く見えます。
あ、これは懐かしの社会見学だ。

こうやってラーメンが出来ていくんだね!とNHKの教育テレビに出てくる操り人形になった気分。
「あ、麺を茹でているよ!おじさん熱くないのかなぁ」と妹。人形が脳内でピョンピョン飛び跳ねるも、
十分に遊びきるには通路の長さが足りません。
通路は椅子が置いてあり、ウェイティングスペースだったので、待ち時間が有効に使える!と思うも
開店後すぐだったので、そのまま入店できてしまいました。なんか惜しい。

席はカウンターのみですが、一番ふちだけ対面になっておりグループにはラッキーな位置。
今回は5人だったのでちょうど収まりました。

魚ダシ麺・しょうゆを注文し、しばし歓談。やっぱり大人数は楽しいですね。

店員さんは可愛らしい「ぶ」と書いたTシャツを着ていました。  あー欲しいなぁ。(訴えるように)
しかし、「ぶ」と見ると【ブス→狂言のぶす】を思い出してしまいませんか?
あのお話は愛らしくて、好きです。(しかし、ラーメンとは全然関係ありませんね)

ランチサービスです。と背後に置かれたライスや漬物類をえすと物色しているとラーメン登場。
ぶすと言う毒なのじゃよ(違う)
太くてプリッとした麺をズルッと頂くと、おぉ、ダシが跳んでくる。
イメージでは目の前に置いてある跳び箱を、向こうから助走し跳んでくるダシ君。って感じです。
太目の麺はほんの少し柔らかく感じましたが、優しい感じで美味しかったです。
画像では分りにくいですが、二時の方向に厚めの海苔が張り付いています。
ぺロッと箸でつまんで食べてみると、スープ表面の脂が乗って、せーの、のまのまっ! 

麺を思いっきり頬張ると、むりゅむりゅと口の中で踊る元気っ子。 うーん 美味しい。 
ふと、目線を上げると、製麺室が・・。なんだか小学校の理科準備室って感じです。
製麺室の微妙な青いライトを見ながらモチモチ、モリモリと箸が進み、一気にご馳走様でした。

食べ終わり、一息ついているとスープに脂(コラーゲン?)の膜がしっかり。
この膜って何だか若々しいですよね。 このラーメン、若いのに人気のある演歌歌手って感じでしょうか。

そう言えば、デザートがありました。目を付けていたアイスもなかを・・。(正式名称は失念)
たしか「ぶ」って書いてあるんだよな〜と探すも、のっぺらぼうでした。残念・・。
バニラ・抹茶・黒ゴマの3色展開です。
バニラアイスにしました。 もー このもなかがサックサク。サハラ砂漠に行って帰ってきたくらいサックサク。
最後の最後までサックサクで美味しい事この上ないです。
たっぷり食べて、今度こそご馳走様でした。

しかし、お洒落な店内。
トイレの入り口の壁には微妙な角度が付けられていて、奥行きがあるように見えるのに、実はすぐに扉。
造花が沢山飾られたり、ちょっとした工夫が素敵ですよね。

ふと、待合の通路を見ると、待ち人の頭が何個か見えます。
うわ、早く席を空けなければ・・とお会計を済ませてそそくさと店外へ。
うーん、暑い。

元気な麺を食べ、おなかも満足。
しかし今日はツアーです。向かうは二軒目、汗をぬぐい車に乗り込みます。



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