ノアール 矢場町駅東へ徒歩5分
♪♪ カフェ&ラーメンなお店。常連さんが多くてちょっとドキドキするけど、ランチ時には若い女性客もいるので大丈夫。店員のおばちゃんも多い。
2005年 12月21日

えすの大好きなお店、ノアールに行ってきました。
たまには車を出しなさいと言われ、渋々エンジンをかけて駐車場を出ます。
私の車はサーフィンの板を載せるために常に助手席が倒れており、えすが「うわぁぁ」と倒れこみます。
「ミニコントはいいから、早く座席を調整しなさい」と学校の先生風に叱り、いざ矢場町方面へ。

ノアール近辺は一方通行が多く、お店の周りをぐるぐる。
やっと駐車場に車を停めて、「久しぶりだな〜」とウキウキのえすと共にお店へ。
パンをくわえた女子高生が飛び出してきそう。
青いカフェ風のお店で、一瞬どこが入り口なのか分りませんでした。
大きな扉に、「あれーあれー?」と困っていると、「遊んでないで早く入れ」とえす。
「いや、遊んでまへんがな(´・ω・`)」

お店の中は、カウンターとテーブル席。広々としていて天井も高く、ちょっとデカイ空間って感じです。
ここはカフェでもあるらしく、カウンターで普通にコーヒーが飲めるのだとか。
壁にはコーヒーチケットが貼ってありました。ほっほー。

ご家族で経営されているようで、厨房の男性はお父さん、あの女性はお母さん、あの奥さんはおばあちゃん、
カウンターでラーメン食べてるのはお孫さん、厨房でお手伝いしてるのは息子さんだなぁ・・と
家族構成を勝手に観察しつつ、若いおばあちゃんの持ってきてくれたメニューを見ます。

メニューはラーメンの種類が多くあり、混ぜ焼きご飯系など色々ありました。
私は前から決めていた「ちゃぷすいラーメン」を。
えすは私が大嫌いないまいましい牛乳をふんだんに使った「ミルクラーメン」を。
そして、お腹が空いていたので天津飯も注文。若いオババは注文を復唱しつつ厨房へ消えました。

頭上のテレビを見ていると、早くも天津飯が登場。
なんだろう・・この胸騒ぎ。
登場するやいなや、カメラを構えたくなるビジュアル。ご丁寧にレンゲが刺さって立ったまま出てきました。
このタレのトロトロ加減を表現したかったのか、この下に米という宝がある事を示唆したかったのかは
分りませんが、まるで古びた中華料理屋の店先にある蝋のメニュー見本みたいですよね。

小皿を貰い、えすと分け合い食べつつラーメンを待ちます。
以前、町屋飯店のラーメンに感動していた時に「ノアールのちゃぷすいを食べろ」とえすに幾度と無く言われており、
ちゃぷで、その上すいって。なんだか訳わかめ」と言いつつ、楽しみにしていました。
そしてお待ちかねのちゃぷすいラーメン登場。
ほほーっ ちゃぷってますね。
そういえば髪を縛るのを忘れていたぞと急いで縛り、さあ、頂きます。
見るからに甘そうな玉ねぎを持ち上げてパクリ。うん、思ったとおりに甘くしんなり。
全体的に野菜の甘みが優しく、トロミでちゃぷってます。下のスープはまだトロミが届かずにサラサラ。
このスープの層を混ぜてしまいたい衝動を抑えつつ、楽しみながらモリモリ食べます。

ラーメンマニアが喜びそうなラーメンではないけど、家庭的でもちろん美味しい。
申し遅れましたが、実はこの子これで400円なんですよ。うっひゃー。

栄養があって、美味しく食べられるラーメン。素敵ですよね。もしも私に子供が居たら、安心して食べさせられます。
お菓子にたとえると、ねるねるねるねではなくて、クッピーラムネ的なラーメンと言う感じに思いました。

ふと、えすの食べている「ミルクラーメン」を覗くと・・・ おえっ・・
おぞましい白さ
「美味しいから食べてみなさい。ポタージュスープみたいだぞ、絶対大丈夫だから」と勧めるえす。
「私の全ての細胞が拒絶しているのです。危険だと警告しているのです。」とちゃぷすい食べ続ける妹。に
「俺もホットミルクは苦手だぞ。この有名なミルクラーメン食べてないんじゃダメだな・・。」とえす。

「うぅぅ・・・本当にポタージュだね?」とレンゲにミルク汁をそっと入れ、ズズッ・・・ ぅおえっ・・
ダメでした。皆さん、やっぱりダメでした。
脳に広がる広大な牧場。ひしめき合う乳牛が久しぶりの散歩に乳を揺らしながら、こちらをみてニヤリ。
ミルクが苦手な方は、注意が必要です。

ご馳走様とお店を出ると、満腹なハズなのに目に入るはす向かいの餅屋。
夕飯のデザートにしよう。と購入し、帰ってすぐにお腹に納めたなんて恥ずかしくて言えません。

黒いのはえすの好物。他二種類は、妹の好物の芋系。