とんぱーれ  お店の場所
マーク無し 匂いからして女の子と縁の遠い感じ。私は1人で普通に入りますが・・。
豚とハーレーでとんぱーれ。本格的な久留米ラーメンが食べられます!(5月27日閉店、早まるかも!急いで!)
2006年 5月 4日

「今日はお昼にら・けいこで650円を食べて買い物してきたよーん」と戦利品をぶら下げて帰宅した私に
「そうか。俺は今からとんぱってくるよ じゃあ」と手の平を振りかざし、足早に去るえす。
ちょっと待ってよ、おいてかないでよ。と、閉店の噂がうごめくとんぱーれへ行って来ました。

初めて行った時は、こんな臭いラーメンありえないと思ったのですが、いつの間にか大好きなラーメンに。
食べるにつれ私の奥深いところに入り込んでくるような、親密になっていくようなそんな感覚です。

実は閉店だなんて聞いて本当に寂しいんですが、すぐに食べに行こう!とは思えなかったんです。
上にも書きましたが会うにつれ仲良くなる、好きになる気がして、なんとなく足が向きませんでした。

寂しいなぁ〜とお店に到着すると、お客さんは居らずテーブル席に座りテレビを見ているご主人。
ちょっと肉厚の背中に男の哀愁漂ってるわぁと思いつつ扉を開きます。
「うわぁぁぁ 今日は一段と匂うねぇ」とえす。 え・・・そんなに気にならなかったス(笑

いつも「とんとろ」ばかり食べていたので、今日は「とんから」で。ちょっと辛いらしいです。
えすは「とんとろ」を注文。

おやっさんがラーメンを作ってくれている間、あれー前は無かったよな?と、壁に張られている写真を眺めます。
バーベキューか、キャンプの光景でしょうか、楽しげなおやっさんと仲間達。
あぁいいなぁ おやっさん若々しいなぁ・・・と思っていると、背後でビタビターッという音がしたので
そろそろだな、と席に戻りました。

そしてとんからが登場。
豚のほっぺがほんのり赤いみたいな。

あーこれがとんからなのね〜と箸をパキリ。レンゲを取って、頂きますっ。
赤い部分を探るように掻き分けてみると、もろもろっとひき肉と唐辛子が。うーん美味しそう。

ズルズルと食べてみると、ピリッとしてコリャ旨い。
なんだかこの肉だけでガラリと雰囲気変わるけど、しっかりとんぱーれ。
土台が美味しいんだから、悪くなるはずがないですよね。赤いけど、そんなに辛くないですよ。ひき肉うまい。
他には無い、このとんぱーれ味。そして、このとんぱーれ臭。最高です。

とんとろを食べているえすに、「とんから旨い」とニヤリ。
好奇心旺盛な秋田犬みたいな顔で目を輝かせるえすと丼を交換し、とんとろをズルズル。
うん、とろとろでふんわり。やっぱりとんとろも美味しい。

とんぱーれのノーマルは、子豚のほっぺたって感じで、とんとろはもう少し優しくて、子豚のほっぺたの産毛って感じ。
そしてとんからは子豚のほっぺたに唐辛子チョンチョンってやったら、好奇心で唐辛子ペロッて舐めちゃって
「あれ、舌がぴりぴりするよ!」って目を丸くして驚いている子豚って感じです。
うーん・・分かりやすいような、分かりにくいようなー。

まぁ、そんな可愛らしい例えしてますけど、あのデカイ寸胴の中には豚の頭蓋骨がゴロゴロ入っている
らしいんですけどね。(汗

美味しい、美味しい、と麺を食べ終わると、底に残ったネギとひき肉をモグモグ。
シャクシャクしたネギにマッタリしたスープが絡まり、本当に子豚の誘惑って感じです。

このラーメンを食べられなくなるのは本当に悲しいけど、おやっさんは元気だし、
当たり前のことかも知れないけど、おやっさんにしてみれば新たなスタートなんだよな、と思ったり。
閉店ギリギリは混むだろうけど、また行きたいです。

とんとろが目の前に来た時、えすが「う・・・美しい」と言った尋常じゃない言葉を思い出しつつお店を後にしました。
(とろろと黄身に心奪われたのかな?)
2005年11月2日

今夜は栄に用事があったので、普段より少しだけお洒落をして家を出ます。
用事の前に、ラーメンを食べようと車を走らせ、目的のお店を目指しました。
・・・が遅い時間だったので、やっぱりスープ切れ。
そうだよねぇと言いつつ、どこに行こうかえすと話していると、久しぶりに行こうかと「とんぱーれ」へ。
「とんぱーれかぁ。あそこ臭いよねぇ 洋服に匂いが・・」と言いつつも、もう気分はとんぱーれしか許しません。

久しぶりだなぁ・・とお店に入ると、お決まりのあの香り。うふぁぁぁ〜と思いつつ、ラーメンを注文しました。

壁に張られている大きな地図を、「これ何県なの?」と眺める妹。に、えすが焦って「バカ!アメリカだ!」
も・・もちろん、わかってますがな(恥
待っている間、見ちゃいけないと思いつつ、釜を覗いてしまいます。
すると、おじさんが釜にこびりついた脂の塊を棒でゴリゴリ・・ そのまま じゃぶじゃぶ。 
というか、じゃぶじゃぶ・・って おっおじさん!(笑

すると到着したラーメンは・・前よりもビタビタじゃなく、背脂がやや少なめっぽいです。
写真を撮るえすを横目に「今日は車のレポもしたいし、二回目だからレポしないもーん」と言い放ち、
そのまま写真を撮らずにズルズル。

・・あれ? なんかイメージしていたのと違うような・・。

0.3秒考えた後、急いでカバンに手を伸ばし、写真を撮りました。
初めての食べかけ写真。(恥
前回は臭い臭いと思っていた、このラーメン。
今日は何か物凄く美味しいです。ついついレポートしたいこの美味しさ。
そんな訳で、食べかけ写真でゴメンナサイ。

何がいいって聞かれると困りますが、とにかくまろやかで美味い。
臭みが前よりも少なく感じ、スープもグビグビ飲んでしまいます。これは臭いんじゃない。美味いんだ。

チャーシューが冷えていたので、スープに浸して暖まるのを待ちます。
そうしていると、麺をすでに食べきる勢いです。あぁ替え玉って無いのかな・・。
寂しげな気持ちを心に秘めつつ、ネギをスープに絡めて食べます。

さて、暖まったかな?とチャーシューを引き出しパクリ。あぁ まだぬるいじゃないかこのやろー(笑 
なにか、このチャーシューとのやりとりでさえ楽しくなってきました。
美味しいよね、美味しいよね、とえすに語りかけ、目の前の紅ショウガを入れて食べるとまたもや美味しい。
そうして繰り返し投入して食べていると、スープがほんのりピンク色になってしまいました。

美味しい、美味しいばかりになってしまいましたが、本当に満足したんです。
これは中毒しちゃうなぁ・・と思っていると、店内にあるテレビで毒キノコで中毒というニュースがやっていました。
どこの地方ニュースかな?と思ってテレビを見ると、画面はなぜかスイカの画像
なんと、テレビの音声は出ておらず、ラジオの音が流れていたのです。ガビーン。
そんなとんぱーれマジックに驚きつつ、会計をして店外へ。

「私、ここのお店1人でも来たいかも。というか来る。」と言うと、目を大きくして驚くえす。
豚骨は日によってスープの出来が違ってくるそうなのですが、また近いうちに行きたいと思いました。
2005年6月4日 

友人を誘ってのラーメンツアー。せっかくだから二軒くらい行きたいよね(一軒目は豚そばぎんやさんでした)
そう言いながらも次のお店を決めておらず、車の中で小会議です。

二杯目は全然違うテイストで行こう。豚骨好きだったよね?じゃあちょっと濃い所に・・
そう言って向かった先は「とんぱーれ」 噂では好き嫌いの激しいお店と聞きます 容赦なしですね。

お店の正面に豚がバイク(ハーレー)に乗っているイカれ・・ イカした絵が描いてあります。
材料よ。君の逃げ出したい気持ちはよく分る

L字カウンターの店内へ入ると・・ うわぁぁぁぁぁ・・・・
独特の豚の香りが凄いです。どこか遠くのほうでえすの声がします。とりあえず何か話さねば・・
「ふ・・普通のラーメンで・・」そう言いなるべくゆっくり息を吸います。
もしかすると鼻毛が少し伸びたかもしれません (あっ 妹。に鼻毛なんてありません!汗)

少し余裕が出来てきたので厨房を覗いていると、演歌なら長山洋子ファンっぽいご主人が
麺を茹でながら、大きな釜からスープをすくい網でこしながら並べてあるどんぶりに
スープをそそぎ・・ あっそんな高い位置から  ちょ・・まっ・・ ビータビタビタビタッー!! 
さらに数回の豚汁直滑降。そこらじゅうに脂片飛びまくり。

ご・・ご主人・・。言わせていただきます。その作り方ビジュアル悪すぎ(笑

いやね、普段食べてるラーメンも、作る過程ではきっつい絵づらになってるのは分かってるんですよ、
骨をぐつぐつ煮ている訳ですし・・綺麗な部分だけ見せろとは言いませんが って あー・・ 具もぶちまけてるし(笑

そんなこんなで、野原を駆け回ったかのように元気なラーメン登場。し・・自然っていいよね!!
この中で逃げようとしている奴がおる。
気合を入れてスープを・・ 君濃いな〜(笑
豚骨味が濃いというか、豚クンの香りが濃い。と言うと臭いみたいですがヤバイ匂いではありません。(ちょっと汗出ましたが)
麺をズルズル・・ 君やっぱり匂うな〜(笑  なんだか途中から楽しくなってきました。(´∇`)口がベタベタするよ!
残す事はありませんでしたがスープはほとんど飲めませんでした。

ふらふらと車に乗り込む妹。  帰り道、「もうあの店は行かない・・」と言っていましたが
今は不思議と半年に一回くらい行きたいかも・・と思うようになりました いや時々でもいいかも・・・
豚臭マジックでしょうか・・。ちょっと壁の『とんぱーれカレンダー』が欲しいです。



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