山頭火  お店はここらへんですよっ
♪♪ 有名店で席の後ろに行列も。客層は若い男子が多いけど、店員さんが多く注文もスムーズにできます。
気がついたら「やーまあたまひーっ」って歌ってたよ
2005年 8月 6日

妹。は矢場町が好きです。100メートル道路の真ん中の水の観覧車(最近ずっと停止中)。
今は無き、アスレチックの冒険広場・・子供の頃よく遊びました。

そんな矢場町に新しく有名店が出来たと聞き、行ってきましたよ山頭火。(少し遅い)
夜、遅かったのにお客さんでいっぱいです。しかも客層も若く、お洒落なカップルも・・さすが矢場町。
ササッと店内の待ち人用のイスに座り待ちます。

コの字のカウンター席のみで、カウンター内には黒子のような店員さんがウジャウジャ居ます。
人数が多いので暇をもてあましている黒子が居るはずだ!とチェックしていると、
何かしら仕事を見つけて動いている黒子集団。 うーん さすが。
1人くらいうつむいて茹でた麺をプチプチちぎって遊んでいる人が居るかと思ったのですが・・。

とりあえず、メニューの一番初めのしおラーメンを注文。

ドリフの舞台のように回転しそうなお店の作りで、今にも ジャーン! スンタカタッター スンタカタッターと回りだしそう。

壁の向こう側には 控え室か もしくは仕込み場があるのか、黒子が出入りしています。
出入り口にあまり遠近感がなくて、靴屋さんなんかの鏡のように「あ、向こうも商品置いてあるな」と
行こうとしてぶつかる、みたいな恐怖感が。 あっ、危ない!(そろそろ妹。の頭が)

そんなくだらない妄想をしていると、パンダみたいな体格のどんぶりでしおらーめんが登場。

あ、梅干だ。

ラーメンに梅干が入っていましたよ、カリカリのやつ。絵的にカワイイ感じですよね。
コレはいつ食べるべきでしょうか?とりあえず無視して沈めてみました。

牛乳をダシで薄めたような色のスープはかなりマイルドです。サラサラしていてとろみはありませんでした。
マイルドでもあっさりとした豚骨ラーメンと言った感じでしょうか?
メンマは細いのにコリコリしていて、「細いくせに!」とガシガシ噛んでしまいます。
チャーシューはぶゎさっとしたのと、普通の感じのが二種類入っていました。
小さいと思っていたどんぶりには意外としっかり詰まっていて、おなかも膨らんでいきます。

あんまりマイルドなので途中から大嫌いな牛乳の味を思い出して一人悶絶していると、
あれ・・コレって何ラーメンだったっけ・・?あ、しおだったな、と思い出しました。
頭上からタライが落ちてきそうです。

塩の味があまりしないなとは思いましたが、さらりと食べられ、優しい味わいで美味しかったです。
沈んでしまった梅干も探して最後に食べました。暖まってて美味しかったです。
えすは「今日はスープが薄いなー」と言っていました。

ふと、カウンターに立てかけてあるメニューが目に入ります。


うっわー!
「んめーら」 出たー!!!

まさかの三河弁の登場にビックリ。
「んめーら?(美味しいか?)」と聞いているようではないですか。

そして驚愕の事実が。

火(か)・頭(とう)・山(さん) ・・加藤さん? 

何と言うことでしょう  私達が山頭火だと思い込んでいたお店は、まさかの加藤さん。
も・・もうラーメン本なんてあてになりませんよね!!(何かを恐れながら)



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