好陽軒   滝子バス停前
♪♪ シンプルなカウンターのみのお店。ここで女性一人でも健康派っぽくていい。
立派なすりガラスの扉を開けると、シンプルで居心地の良い空間が。
2005年10月 5日

今日は伊勢のプリティY子ちゃんと一緒にお仕事です。嬉しいなぁヽ(´ー`)ノ
拘束時間は15時まで。今夜はお泊りなのでお買い物に出かけようかと話しますが疲労感に襲われ断念。
おしゃべりをしていると、もう夕食の時間です。
「何が食べたい?やっぱり名古屋名物?味噌カツ?手羽先?」と聞くと何の迷いもなく
「あっさり系かなぁ!つけ麺とかでもいいなー」とY子ちゃん。
一緒に食事と言うと、もうラーメンしか頭に無いようです。いい友人ですよね!(汗

「わーい Y子ちゃんだー!可愛い〜!」と大はしゃぎのえすと協議した結果、
名古屋名物であろう好来系のお店、好陽軒に決定です。

雨のしとしと降る中、車中ではえすによる『好来系とは何か』というラーメン講座が。
「うん。うん。」と大人しく聞き入るY子ちゃん。なんかすいません(笑

お店に到着し、立派なガラス扉を開けてこんにちは。
カウンターのみの直線的なお店。凝った作りでは無いのに、ほんのりお洒落です。
ここはかなり前に来た事があるんです。その時は松(普通の)を食べたので今日は竹(メンマ多し)で。
Y子ちゃんは松、えすはよく分らないやつ(三人並んで座っていたので見えないの)を注文しました。

「おしぼりは後ろにありますから」と厨房の中から店員さん(奥さん)が声をかけてくれます。
一生懸命、頭上に飾ってある【作り方や由来が書いてある木板】を読むY子ちゃんの隣で
一生懸命、おしぼりで首なし死体を作る妹。

しばらくすると、使い道はないけどなんとなく欲しい形のざるで麺を茹で上げ、丼に移す奥さん。
あぁ、もう少しでラーメンが登場するわぁ( ´ー`)と心の準備をします。

そして、竹がこんにち・・・は・・・
絵画で言えば野獣派か。
あー・・  ラーメン本なんかで写真は見た事があったのですが・・。やっぱり凄いなー(汗

ありえない光景に少し笑ってしまいます。なんか、あの心境に似ていますよ。
道端に白くて四角いブヨブヨな物が落ちてるの見た事無いですか?
湿布が雨の中に放置されて厚みが増してブヨブヨになってるの。
「うわ、何コレ・・湿布?すごーい!おっもしろーい!」みたいな。
まさに、あのブヨブヨ湿布を見つけた時の心境とそっくり。
たまに運動場とか競技場なんかに落ちてますよー・・・ってラーメンにはかすりもしない話なので
どうでもいいですね(汗

さて、焦りにも似た半笑いを浮かべて食べ始めます。
まずはメンマですよね。なんか悔しいので(?)本数を数えながら食べました。
コリコリコリコリ。うん、美味しい。薄味なのでメンマの味がよく分ります。
これなら何本でもいけるかな・・って無理かも知れない(汗
一気に食べ過ぎて食感が分らなくなってしまいました。

麺を食べようと思って少し箸で探ってみるも、メンマが邪魔して食べられません。
えーと、スープを飲んでみようかな(汗
あぁ・・まさに好来系。でもそこまでじんわり感じませんでした。・・メンマに犯されてるのかな?

もう頭の中はメンマの数でいっぱい。食べるたびに12・・13・・14・・ とカウントしましたが
25本目で食べながら数えるのはいろんな意味でキツイと悟り、残りのメンマをレンゲに積み重ねて数えました。
なんとぴったり40本。なにこのメンマ。ふざけてるの? す・・凄いですよね!(汗

麺を食べきってしまいましたが、メンマは依然プカプカ。
メンマって浮くんだなーと思っていると、底に積もっているメンマが手助けしてました。この野郎。
高麗人参酢やラー油を加えて味の変化を楽しみます。
メンマに退屈した私は、チャーシューが物凄く美味しく感じます。
大量のメンマの中を餓鬼のように肉片を捜す妹。もう限界が近いようです。

異常発生メンマをえすに手伝ってもらい、やっと食べきると満ち溢れた安心感。
満腹でメンマが食べられなかったはずなのに、スープをグビグビ飲んでいます。うーん美味しい。
次回からは大人しく松を注文しようと思いました。

余裕が出来たので厨房を覗きます。奥さんが大きな釜の蓋を開けると、一反木綿のふやけたような物が
大量に入っておりびじゃびじゃとかき回しています。えすに聞くと、メンマらしいです。
もう奥さんは(株)大盛メンマ工業 専務取締役ですね。・・・コレもどうでもいい話ですが(汗

すると、裏で作業をしていたであろうご主人が笑顔で登場です。
きっとトランペットを布で磨いていたんだろうな・・と勝手な想像をして席を立ちます。

お腹いっぱいになった後、3人で遊びまくりました。



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