イタ麺 光海 詳しくはお店のHPへ ♪♪♪ おしゃれで居心地のいいお店。カウンターのみで性別を問わず気楽に入れますよ。 |
2006年 6月27日 最近、外食の機会がめっきり減ってきたので、今日こそは!と、車に乗り込み、 もう一年以上、ずーっと行ってなかったお店「光海」へ行ってきました。 裏路地を「確かここら辺だったなぁ、照明が結構目立つハズだけどなー」と走っていると、すんなり発見。 ちょっと外観変わったかな?私の気のせい? 停めてあるマウンテンバイクがお店にマッチしてるな、店主さん元気かなと思いつつ、扉をよいしょと開けると 若い男性客ばかりが オープンキッチンにL字カウンターで、細長くお洒落な空間。ジャスが軽快に流れていい雰囲気ですよ。 席に座ると紙製のメニューを女性店員さんが持ってきてくれました。 「ああ、これはさっき店先に置いてあって、すでに一枚貰い、カバンの中にあるぞよ」と思って眺めると、 一番下に「どうぞお持ち帰りください」と書かれており、「あいや、すみません」とカバンに二枚目を忍ばせました。 悩みに悩んで、「ポモド 800円」を注文。丸見えの厨房を覗くと、いつも居た渋い店主さんはおらず、 奥さんでしょうか上品な感じの女性と、娘さんであろう先ほどの女性店員さんがテキパキと作業をされています。 男性客の皆さんは食べ終わった後も、くつろいで語り合い、一日の疲れを癒しているかのよう。 カップルで来るのもいいけど、男の隠れ家的な雰囲気もあっていい感じだなーと思っていると 小麦色の髪を揺らしながら可愛らしい娘さんがラーメンを運んできてくれました。 香りもラーメンぽくないよ。 見事にトマトオレンジな丼。でも、こっそり僕も居るんだよーと豚骨白湯がチラ見しています。 早速麺を引き出して見ると、生野菜の影から角煮チャーシューがゴロリ。 その太い肉に、絡まるクラッシュトマトがとても無邪気に見えます。 ずるずると頂くと、あーこれ、このポワーン感。懐かしいなぁ。 「何だそれ」とお思いでしょうが、ここのラーメンはポワーンなんですよ。いい意味で。 豚骨ゴリゴリ!とか、おしゃれキメキメ!とかそんな感想ではなく、ポワーン。 エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使っているそうなので、ポワーンはそのせいかな? 決して味がぼやけてる訳では無く、すごく美味しいんです。 なかなか無いラーメンですし、お洒落でも気疲れしない味がとても癒され、 麺に絡まって付いてくるトマトがとても愛しいですよ。 「ごめんね!わたしのせいでラーメンっぽく無い?」「いいや、君が居るからいいんじゃないか」 「だって・・・ラーメンなのにこんな色になっちゃってるし・・・」 「君は何か勘違いしてないかい?イタリアンのいい所と、ラーメンのいい所を併せ持つ、ニュータイプなんだよ!」 「にっ・・・ニュータイプ!!!」ビカビカビカーン!(効果音) (長くなりそうなので止めておきます。気にせず先へお進み下さい) ただ、私にはちょっと量が少ないです・・・。美味しくてズルズル食べてしまい、麺がすぐになくなります。 でも、普通の女性にはちょうどいい量かも知れません。 ここのセットはライス・デザートが200円で付くらしいです。デザートに釣られました。 ちょうどいいタイミングでお茶を持ってきてくれた娘さん。「デザートお出ししていいですか?」「はいっ!>(゚∀゚ )」 すると奥の厨房で、娘さんの細腕にぎゅっと搾り出された生クリームがちょこんと乗った杏仁豆腐が登場。 かわいいぞ コノヤロー。 生クリームはほんのり洋酒の香り。浅い容器でしたが、多すぎず、少なすぎずちょうどいい量でした。 他にもペペロンチーノとかペスカト−レとか色々あるので、また近いうちに来ようと席を立ちお会計を。 会計時に娘さんが「こちらは初めてですか?」と声をかけて下さり、「矢場町の頃は時々・・・」と20秒ほど話すと ご主人は東京の西麻布にOPENする新店舗を造りに行っているんだとか。 「西麻布ですかー素敵ですね、また来ますね」とお店を後にしましたが、 ふと、「って言うか、ご主人、私の事なんて覚えてないよな」と夜の住宅街をとぼとぼ歩いたのでございます。 |