喜らく  ガバッと開く自動ドアにドッキリするけど、広すぎない店内。優しい店主さんにホッ。
サービスチケットの有効期限は閉店及親父が死ぬまで。よーし!貯めちゃうぞ☆
2008年 4月27日

遅く起きた日曜日。簡単に化粧をすると日傘を差して出掛けます。
ふらふら歩いて到着したのは、喜らくです。

店の横の駐車場は空いていて、混んでるかなーと日傘をたたみつつ店の扉前に立ち止ります。
すると、一気に開く自動ドア。いらっしゃーいと言う店長さんの声にちょっと照れながらこんにちは。

カウンターのみのお店には、ご夫婦のお客さんがラーメンをズルズルやってました。
食べるものは決まっていたのに、頭上のメニューを見上げて味噌の文字を探します。
お水をカウンターにコトリと置いてくれた店主さんに小声で「あ、味噌下さい」
私の目はまだメニューを見ていました。

早速、調理に取り掛かる店主さんの後姿を感じつつ、そのままメニューを見続けます。
手作り餃子、唐揚げ、枝豆、おつまみシナチク、生ビールなどなど・・・。
なんだか美味しそうなメニューがいっぱい。この店主さんなら、どれでも美味しそう(ノ´∀`*)

あぁいいな、日曜の昼から唐揚げをつまみにビール・・・。いい、凄くいいッ!
そんなオヤジ思考をモヤモヤさせていると、笑顔の店主さんが「おまちどうさま」とニコリ。

なんて男前な味噌ラーメン。

にしても、このラーメン美味しそうなお顔ですよね。盛り付けがかっこよくないですか?
やっぱり料理は見た目も関係しますよね、とズルズル。

美味しいっ。

麺が何かしらのオイルで照り照りしてて旨い。ちゅるちゅるの麺ってのはこんなのを言うのかな。
ほんのり焦げ目の付いたモヤシも、シャキシャキ美味しいんです。
デロリアンとした大きなチャーシューも、いつもは除けちゃうネギも美味しい!
そしてこのスープ、日本人で良かった。お味噌大好きですよ、健康にもいいしね。

なんていうか、再来週には運動部の大事な競技会があるんです。
それに向け、顧問の先生が考えたメニューに従い、走って飛び跳ねる部員達。
日は傾き日焼けした肌が熱いのか、全身に熱がこもって汗がだらだら。

次は400mダッシュ。その後、坂ダッシュ行くよ。先輩に言われ、うわぁぁと声を漏らす部員達。
すると「勝つための練習だからね。やらなくても勝てるなら帰っていいよ」と笑顔で言う先輩。
皆、息を整え先輩に着いていきました。

そんな、アツイ先輩のような、まさに正論、単刀直入に美味しい味噌ラーメンでした。
あーM先輩、元気かなぁ。( ´ー`)フゥー...

そうこうしていると、次々とお客さんが増え、カウンターがどんどん埋まっていきます。
私の後で、夫婦が二組、主婦っぽいオバサンが一人。まさに近所の人達ですよね。
「おい、喜らく行こうか」なんて、夫婦で歩いてきたんでしょう。
近所にいい店があって最高じゃないですか。私も嫁に行くならこんな店が近所に欲しいですよ。
んでね、お昼間に夫婦で唐揚げにビール(ノ´∀`*)イイヨイイヨー

ご馳走様でしたとお会計をすると、お釣りと一緒に御完食感謝!と書かれたサービスチケットが。
次回50円割引で7枚集めると700円分のラーメンプレゼントなんて、ついつい集めたくなっちゃいますよね。
にしても完食感謝って、こんなに美味しかったら残す人居ませんぜ、ダンナ。

お店を出ると日傘を差し、向かいのパン屋に寄って焼きたてパンを。
ここのパンはとても美味しくて、かなり前から行ってるんですがいまだに名前が覚えられません。
フースカルポとか、ハルテンプーとか適当に呼んでいるのは秘密にしておいて下さい(笑

さて、自宅に戻りパンきりナイフを片手に焼きたてぬくぬくのパンを一口づつ食べます。んまい!
この後、賞味期限切れのビールを飲み苦い顔をするのですが
食器棚の横に「喜らくのサービスチケット」が貯めてあったのに気がついたのは、もう少し後でした。


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