玉麺 佳津屋  かづや  港区稲永5丁目8−14 (西稲永バス停前) 10時開店 火曜定休
マーク無し 町のうどん屋さん。注文・お会計さえクリアすれば、なんとかなりそう。 
2006年 6月 4日

いつもお世話になっているラーメンマニアの大先輩に「秋田で食べた伊藤がシンプルですこぶる好き」と話したところ
「そうなんですか、それなら名古屋にもっとシンプルな中華そばがありますよ」とサラリ。

な・・ 名古屋で!? 食べたい、食べたいっす。と鼻息を荒くお願いして、連れて行ってもらいました。
到着したお店は港区稲永東公園そばの町のうどん屋さん。
ここにシンプルな中華そばが(n‘∀‘)ηドキドキ!

ガラガラと引き戸を開け、大先輩に続いて入店すると、思っていたよりも広くて明るい店内。
長テーブルがズラリと並べてあり、厨房が注文カウンターになっているようなので席につく前に注文を。
店員さん写っちゃったけど、ボケてるからいいカナー。
 
えーと、中華そばは、大と小があるようです。なんとお値段は驚きの240円(小)。や・・安いなぁ。
麺箱が並べてあり、色々な種類の麺が並べてあります。ちょっと老舗っぽい和菓子屋さんを思い出しました。
色とりどりの麺を見て、これだけで来てよかったなと思いつつ、厨房のお兄さんに注文して着席。

店内には家族連れや若いお兄さんのグループが楽しげに食事をしています。
すると5歳くらいの男の子が立ち上がり、ちょっと照れくさそうに、でも大きな声で「うどんとそばの替え玉くださーい」。
自分のと、お父さんの分ですね。なんだかいいなぁと思って眺めていると、お待たせしましたと中華そば登場。
うわ、本当に何にものってない(笑
ああ、このシンプルさ、ちょっとテンションが上がりますよね。
小ぶりのどんぶりに色白の麺がもしゃりとスープに浸かっています。
←ちなみに、秋田の伊藤はこんな感じでした。

それにしても、本当に何も無しなの?というお声が聞こえてきそうですが、大丈夫ですよ(?)。
卓上にはネギが置いてありますので、ネギは自由に乗せる事が出来るんです。
これで足りない場合、追加のネギは20円で販売中らしいです。

そして、トッピングとして天ぷらがありますので、それを注文するのがセレブっぽいですよね。
中華そばにはハムの天ぷらがいいかなと、追加で注文。店主さんが菜箸でつまんで運んできてくれました。
ネギ入れすぎちゃったーよ。
そんな訳で、ハムの天ぷら入り中華そばが完成しました。
あれ、何も無いのが良かったんじゃないの?と言われそうですが、トッピングがあると入れちゃいますよね(照

それでは、頂きますと色白の麺をズルズル。

・・・うにゃ 美味しい(ノ´∀`*)

優しげな麺は、かなりうどんに近いんだけど、やっぱりどこか中華そば。
スープは甘くて美味しいうどんつゆ。空っぽだった胃に、ちゅるんと滑り込む麺。ネギをシャリシャリ。

・・・うはー(息)。

初めて食べたハムの天ぷらがまた美味しい。薄いハムなのでほとんど衣なんですが衣がサクサクでニクイ奴。
サクサクをスープに浸してジュワー 幸せ。・・・こんな小娘ですが「大将流石!」って言いたいです。

気分が乗ってきたところで、ペロリと麺を食べつくした私。 た・・ 足りない。あと2杯は食べれるなぁ。
絶対に食べられるハズなのに、注文時に「小が並のサイズですよね」と小を頼んだ乙女心を恨みつつ
あぁまた来たらいいか・・・とご馳走様でした。

途中で大先輩のうどんを食べさせて貰ったのですが、うどんの麺を細くした感じなのかな?と思っていた
中華そばの麺は、何か締まった感じがして別物な印象でした。
詳しいところは経験値の浅い私にはちょっと分からないです。すんません。

お会計は食べ終わった食器を持ち、注文をした厨房の正面へ。
食器を返すのは決まりでは無く、自然とそうなっている感じです。中華そば240円にハム天50円。安い。
かなり安いのですが、量もそれなりに少ないので、スナック感覚ですね。
出てくるのも早いので、散歩のついでとか、バス待ちなんかにサクッと食べるのもいいかも知れません。

お店を出ると、カラッと暑いナイスな陽気。目の前の稲永東公園をのぞいて車に戻りました。
キリンさんは好きです でも公園さんはもっと好きです。


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