豚そば ぎんや  お店の場所
♪♪♪ 上品な雰囲気のラーメン屋さん。店主さんも若く、券売機で慌てないように食べるものを決めておけばOK。
上品な店内に上品なラーメン。 あの豪快な湯きりをナショナルあたりが製品化してくれたら・・お風呂場に置きますよ。
2006年 5月13日 ※庭師は2005年6月4日レポを参照してください。

久しぶりに豚そばぎんやさんへ。今日は学生時代からのお友達と、えすの三人です。
まだ券売機にあの文字はあるだろうか・・・。そんな緊張感を胸に秘め、ボタンに目をやると・・・
あったーーー!豚そばグリーンカレー! 
ずっと前から気になっていたけれど、なかなか食べる機会がありませんでした。

ファビーンと取り出し口に現れたチケットをカウンター上に差し出すと、にこやかに受け取ってくれる店主さん。
カウンターに座り、おしゃべりをしていると「辛いのって大丈夫ですか?」と店主さん。
「あ、大丈夫ですよ〜 で、でも普通くらいで願いします。」と答え、ワクワクして待ちます。
何やら嬉しそうに盛り付けている店主さん。いいナー 楽しそうだナーと思っていると出来上がりです。
赤いよ白いよ、豚は個室〜。

うっわー なんか凄い色ですよね。緑っぽいスープに、綺麗な白と赤がファイト!って元気づけてます。
さらに香りが、完全にラーメンじゃないっす。どぎまぎしながら、レンゲを持ちスープをズルズル・・・。

・・おおっ 酸っぱい。そして広がるタイ風味。
見た目はおちゃらけピエロっぽかったんですが、食べてみると真剣ピエロって感じです。

なんかこう、奥様が夕飯の支度をしているんです。すると庭の方から愛娘(推定4歳)が走ってくるんですよ。
でも、足音は二人分のような気がしていると「おかーさまー。ピエロさんだよ!」と扉が開きます。
現れたのは、目の周りにデカデカと星のマーク、鼻は真っ赤に塗られた庭師さんが。
「あら!イヤだ、どうしたんですか!」と驚く奥様に、恥ずかしそうに頭をポリポリと掻く庭師。

平謝りの奥さまですが、どうやらこの家の娘にイタズラされたらしい庭師は、まんざらでもない様子です。
「いや、こんなのもいいですよね。あ、今日は松を整えておきました。ピョロリー。」と庭師。ちょっとイケイケです。
そんな庭師と手を繋いだままの娘は、鍋を見つめて「あー!今日はカレーって言ったのに!」とご機嫌ナナメ。

「ほんとだ!今日はカレーのはずだピョロリー!」と叫んだ庭師は、棚のカレー粉をぶちまけます。(なんと!)
驚く奥様の耳元で「任せておいて下さい・・・」。そう呟く庭師ピエロ。
庭師の腕を知っている奥様は頬を赤らめてはしゃぐ愛娘の手を引き、厨房に立つ庭師を見守る・・・。

うーん、そんな情景が目に浮かびますよね。(かなり苦しい)

始めのうちは酸味がグーンと飛んできたのですが、食べているうちに気にならなくなり、食べやすく感じました。
しっかりグリーンカレーなのですが、背後に豚そばが感じられて個性的で食べるのが楽しいです。
パプリカ(赤いやつ)は苦くなく、口の中をサッパリさせてくれるナイス棒。
粗く刻まれた玉ねぎはカレーを、メンマはラーメンを食べているようで、気分が揺れ動きました。
辛いかなと身構えていましたが、そんなに辛くは無かったです。

友人に味見してもらうと「あー 思い出すね またタイに行きたいね」とポツリ。
「うんうん、そうだね 絶対行こう。」と丼を交換するのでした。


2005年10月28日

ときめきに似たドキドキ感を胸に秘め、お昼休みに車に飛び乗り、揺られて到着した「豚そばぎんや」さん。
到着すると、店先の扉は開け放たれ、暖簾が風にはためいています。
暖簾に顔面を触られつつ入店し、そそくさと券売機でお目当てのメニューを購入。
チケットをカウンターに差し出し、大人しくラーメンを待ちます。

カウンター内では、忙しそうに作業をする店主さん。しかし、顔はとてもにこやかです。
ぼんやりと眺めていると、あっちの鍋、こっちの鍋とせわしく動きます。このラーメンロボ1台欲しい。
ふと、麺を茹でる姿が妙にカッコイイ・・・。何か神秘的でもあるんです。
なぜだ、なぜなんだ。とよくよく見てみると、釜の上からライトアップ!
湯気が光の加減で素敵に白く、店主とコラボしています。 おっ お洒落ですね! 庭師さん!

さて、そうしているとお目当ての手長エビの汐そばが登場。
あぁなんて華やかな・・。
フレンチでもなく、イタリアンでもなく、至って庶民的な料理のラーメン。
それがこんな事になってしまうなんて・・まさに思い描いていたミスター味っ子の世界。
子供の頃に「オトナになったら、こんな料理が食べられるんだ・・」って思っていた、その日じゃないかと思います。
もう、頭の中はルネッサンス情熱。(さぁみんなで思い出そう!)
あぁ、ついにこの日が来たんだなと箸を取ります。

細い麺を引き出すと、湯気と共にエビの香りが漂います。
麺につられて菊の花びらが付いてきます。ここで、もう一度考えます。コレってラーメンなんだよな。

熱々の麺をすすると、エビの風味が鼻に抜けて、鼻毛もぬけ・
エビ好きの私のテンションをさらに上げます。

「うぅぅーーーーまぁぁーーーいいいぃーーーぞぉぉぉーーーーー!」(味皇風に)

味皇さまなら、エビを担いで名古屋城をレーザービームで破壊しながら叫ぶでしょうから、
私はエビを担いでサーフィンしながら叫びます。もちろん、波しぶきは菊の花びらです。(なんか恐い)

水菜の影に隠れているのは、小エビという兵隊。これがまた美味い。
揚げてある小エビは食感もいいし、麺に絡んで付いてきては、しっかりエビ味が楽しめる小隊編成。
なんて素敵なんでしょう。今週のビックリ ドッキリ メカ発進!って感じです。

エビエビしてるのに、飽きる事無く楽しんで食べ続け、大ボスの手長エビに箸をのばします。
こんにちは、と殻をひっくり返すと可愛らしい身が入っていました。
小さくても、ちゃんと身が詰まってて憎い奴です。出していただいた殻置き用のお皿にエビの殻を置き、
券売機のそばにあるランチサービスのライスに目をやります。

「なんと、ライスが無料ですか、そうですか」と嬉しそうに席を立ちお茶碗によそい
おもむろにエビ雑炊を作る妹。
あぁ、なんだかお上品っぽい。
レンゲでずるりと頂くと・・・ううぅーーーまぁぁーーーーーいぃぃーーぞぉぉぉーーーーー!!
呼んでも無いのに味皇さまがモーゼのごとく米粒の間から現れました。
いや、コレ本当に美味しい。自分が作ったわけでは無いのに自慢したいです。

この手長エビの汐そばは限定なので、エビ好きの方はお急ぎ下さいね。

2005年6月4日 
今日は友人をラーメンツアーにご招待です。えすの仕事あがりを「緊張するなぁ(〃▽〃)」と待つ友人に
「いや、毎日ラーメンを食べる以外は普通の男だよ」と妹。

なぜかメロンを食べながら待っていると、えす帰宅。友人が来ている事を知っているのにビックリするえす。
ラーメンツアーするよ、と言っているのにすでに今日はラーメンを二杯食べてきたらしいです・・
そっちのほうがビックリだよ( ´・_・`)

早速、行きたいお店を考えますがなかなか決まりません。どんなのがいいって聞かれても困りますよね。
えすのオススメのお店が何件か出ているPSのラーメン特集を見て行きたいお店を探します。
そうして決まったのは「豚そば ぎんや」さん。 早速GOGO!

お店に着くと、カウンターがすべて埋まっており まだ誰も食べて無い状態です。おしいっ
券売機でお目当ての「汐そば」のチケットを買い、しばらくすると二席あいたので友人と席に着きます。
良い雰囲気の調味料入れがなぜか土偶に見えました。(ロールオーバーで納得?)

TVで見た通りのダイナミックな湯きりに2人でおぉ〜。
シャワーを浴びた後に髪をあんな風に湯きりしてもらったら早く乾くだろうなと思っていると
お味噌汁のおわんみたいな独特な器で汐そば登場。

長くて立派なメンマが窮屈そうに入っています。 あとで食べてあげるからちょっと待ってなさい(´ー`)
おや、大きな背脂が浮いているぞ?と思ったら玉ねぎでした。うっわー 新鮮。
そして澄んだスープが細麺に絡み うっわー美味しい!!
しかし、熱々なので一気に食べると猫舌の妹。は致命傷を受けてしまう!焦りは禁物だ!

なによりこの玉ねぎがオイシー!!!
たとえが悪いんですけどね、妹。は小さい頃にクリームシチューの元を入れる前の肉野菜煮スープを
知らずに 美味しい、美味しいとバクバク食べた事があるんですよ。
まさに、その時の玉ねぎです。一瞬でその時にフィードバック。 あー懐かしいなぁ。(ノ∀`)

そしてこの細麺。まるでそうめんですね。
また たとえは良くないんですけどね、なんて言うんでしょう、緑の丘にたたずむ立派な日本家屋。
品のあるキッチンに40代の料理の得意な奥様が夕食のシチューを作ってるんですよ。
そこで前職がラーメン店主だった庭師が汗を拭きながら「奥さん、終わりましたわ」って声をかけるんです
「ご苦労様です、今、冷たい麦茶お出ししますわっ」と奥様。
いい香りに誘われて料理人の血が生きているんでしょう、庭師はつい鍋に目がいっちゃうんですよね
すると、そこには澄んだスープにキラキラと脂が浮き 庭師の心に火が付くんです。

庭師は耐え切れず「お・・奥さん・・。今夜はラーメンにしませんか」と・・。
奥様はなんだか面白そうだわ と了解し、ラーメン作りがはじまるんです
大抵の調味料は揃っていましたが、いかん、麺が無い・・。
そこで奥さんが一言「お中元のそうめんならありますけど・・?」

えーと、すみません。 どなたか止めてくださいませんか(無理)
かなり色々な意味でヤバイ感じがしますのでここらへんで。(自主規制)
皆さんも色々な意味で大丈夫かな?と思われたかもしれませんが だ・・大丈夫ですよ!(汗
(ぎんやさん 見ていたらすみません・・つい)

本当に美味しくてお店の雰囲気もよく、友人に塩ラーメンが好きだと言われたら是非紹介したいお店でした。
次回は豚そばを食べてみたいです(゚ー゚*)



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