あきん亭 瑞浪市稲津町小里 公式ページ
マーク無し 家族連れの多い行列人気店。カウンターも数席あるけど、相席の座敷はちょっと気合が必要です。
2006年 1月 3日

2日の夕方、ホクホクの笑顔で「お土産買ってきたぞ」とえすが帰宅。手にはビニール袋をぶら下げています。
そう言えば、ラーメンを食べに行くと言っていたよね・・と袋を覗くと・・・あきん亭・・。

「ちょっ・・ 兄者!!私ここ・・・行きたかった・・・(´・ω・`)」と悔しさを滲ませる妹。
「それは残念。これで我慢しなさい」とニヤニヤするえすに「近々行く!それはお婆ちゃんにご賞味頂く!」と言い
「いやー あきん亭、美味しかったなぁ」と自慢するえすと共に親戚の家に新年のご挨拶へ。

はい、下の写真は1月3日でございます。
毎度お世話になっている大先輩が3日のお昼が空いていたそうなので、お願いして連れて行ってもらいました。
お正月からすみません。ありがとうございました。
なにか献血をイメージさせるマーク。
到着したお店は、ゴルフ打ちっぱなしのクラブハウスみたいです。
「押してください」の自動ドアを開けると、待合に人がいっぱい。うわ、大人気ですね。
店内はカウンター席が6席ほどに長島スパーランドを思わせる広々としたお座敷が。(そこまで大きくないですが)
色とりどりのTシャツを着た店員さんが、忙しく作業をされていました。

順番待ちのメモを見ると、前には10組くらい待ちがあります。うわー。
ササッと名前を書き、少々車の中で待機。風で揺れる暖簾を眺めていると、どんどんお客さんが来ます。
皆さん、入り口のメモ書きを見て「うわー いっぱいだなぁ。ま、いっか」と言う雰囲気で名前を書き、
車で待機したり、お店の前で談笑したり。外は凄い寒さです。

結構年配のお客さんも多く、お店の外でゴルフスイングのイメージトレーニングするオジサマも。
あぁ、まさにこの建物の雰囲気に合っているなぁ・・車の窓を開けて「バンカーでーす」って言っちゃおうかなー
と思っていると、家族連れがぞろりぞろりと出てきました。
そろそろかな?とお店の待合に戻り、さらに20分ほど待つとようやく順番が来てお座敷へ。

よっこいせと座り注文を。頭上のテレビでやっている駅伝を見ているフリをして厨房を眺めます。
調理台の上にはモリモリと乗ったチャーシュー。美味しそうな湯気と共に、せっせと動く店員さん。
がんばれーと応援していると、しばらくしてお盆に乗った中華そば(並)が到着です。
かまぼこ三兄弟(古い)
「お腹が空き過ぎて背中にくっつくところでしたよ」と、どうでもいい感想を思いつつ箸を取って頂きますヽ(´ー`)ノ
麺を持ち上げて、ズルズル。スープをレンゲでゴクゴク。
ふわっと優しい麺に、よく絡む醤油味が濃いのにあっさりしたスープ。ぬあー。美味しい。

なんて表現したらいいかって、すっごい変な例えしてもよろしいでしょうか。いつも勝手にしてますが。
すっごい高級なリンスを髪に塗り、軟水を42度くらいに沸かして一気に流した感じです。
もう、髪の毛ぬたーってなって、なめらかーで、もんのすごい優しくて幸せな感じなんですよ。
麺がほんの少し柔らかめですが、それがスープに合ってとっても美味しいんです。

なんでこんな事を思うのかなーって自分でも不思議に思えてきたのですが、今気が付きました。
麺がちょっと長いんです。イヨッと持ち上げても、まだスープに浸かってる麺が居たりして。
なので、ロングヘアーの方には同意して頂けそうです。(かなり少数)
さらに言うと、お風呂上りの赤ちゃんの柔肌を拭くお母さんって感じでもあります。(変な例えを追加するな)

それにしても、コロコロっとしたチャーシューがまた美味しい。
好みもあるかと思いますが、私はこのタイプでは一番好きです。
一見しっかりしてて食べにくそうなのですが、半透明に透き通る脂身の部分をめがけて引っ張ると、
いとも簡単に解体され、モロモロ。決して柔らかいだけでなく、噛まれた時に出る潔い旨み。
繊維もワシワシしてなくて、好みでした。

ふと辺りを見回すと、長い麺をハフハフさせて食べる子供に、「もう歳だからあっさりしたものがいい」なんて言いそうな
オジサマまで、とても楽しそうに丼に向かっています。
いい常連さんがいっぱいだなぁとニヤニヤしていると、背後に冷たい風が感じられました。
入り口の扉が開いたり閉まったり。もう2時近くなのに、まだまだお客さんの勢いが止まりません。
うわー、ニヤニヤは後にして早く食べてしまおうと残りの麺もズルズル。・・美味しい(ノ´∀`*)
ご馳走様の前に、名残惜しくレンゲでスープを飲みそそくさと席を立ちました。

待合のお客さんを掻き分けて店外に出ると、風で凄い勢いで飛び回る雪。さっむー!
しかし、お腹はあったかいので大丈夫!と思いつつも、駆け足で車に戻りました。


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