2009年 2月8日 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生
TOHOシネマズ津島


80歳の老体で生まれ、成長するにつれて若返っていく男の一生を描いた
映画「ベンジャミン・バトン」を観てきました。

なんてロマンティックで悲痛な物語なんでしょう。
大好きな手塚治虫先生の「火の鳥・宇宙編」に出てくる牧村みたいで、
考えただけで胸の中の大福が潰されそうな思いです。うはん、やめてぇ(><)

主人公のベンジャミン・バトンを演じるのは、エドウィンのCMでお馴染みのブラッドピットです。
階段でアコースティックギターを適当に弾かせたら、彼に優るものは居ませんよね。
カッコいいことは百も承知なので、物語にも期待してGO!GO!


事情により今日は津島の映画館へ。・・・え?レイトショーが1000円?
ベイシティよりも200円安いぃぃ!なんか異様に嬉しいです(笑
しかも、焼肉ライスバーガーとかあるし・・・やるね!津島!!

でもって、熱々のライスバーガーをモシャモシャ食べてたら館内が暗くなりました。
始まると程なくシワシワの赤ちゃんが生まれます。これがブラピになるんだ(ノ´∀`*)


ちなみに主人公が素直な為か、そこまで数奇な人生ではない気がするんだけど・・・まぁいいか。(笑
雰囲気的には、若返っていくフォレストガンプみたいな感じでした。
しかし大きく違うのは、ブラピのカッコよさってば、心臓鷲掴み系とでも言いましょうか、
冗談じゃないよ、凄いの。美しいってこの事だよね。

老人の顔から、ほんのり若いブラピに移行していくんですが、もう、メロメロのベロンベロン。
もうブラピさま、恋してごめんなさい。本当に申し訳御座いません。

なんちゅーか、この気持ちってばアレですよ。
長年連れ添った恋人や旦那の20年くらい前の写真を見て
「うひー この頃はカッコよかったのよねぇ。あーでもそんなの考えたらダメダメ」みたいな。
そんな気持ちの逆パターン。どんどんカッコよくなってゆくぅぅぅ(><)
叶わぬものを追いかけて、可哀想とか、羨ましいとか、もういろんな妄想しまくりです。


それにしても時間が経つにつれ、胸の中の大福が万力に潰される思い。
一ミリ一ミリ、確実に押される大福。薄皮が上に膨らみ始めて、やがてあんこがうっすらと。
あんこが露出すると、もう諦めて潰されるがままです。

でも、いいの。あんこは飛び出たけど、形は変わったけど、これは大福だもの。
目を閉じて頬張ってみたら、ほら変わらぬ味。・・・美味しい。

そんな形を変えていく大福を、周りで見ていてくれる人が居る。
一人で潰れていくのか、みんなに変化を見てもらいながら潰れていくのか、大きな違いですよね。
人生において、人と人との関わりがどれだけ大切かということも教えてくれた映画でした。


あぁ、大福食べたい。(大福に大きな意味はありません)


妹。のあしあと TOPに戻る