2008年11月23日 「トロピックサンダー 史上最低の作戦
109シネマズ

残高の余っているエディをシャリーンと鳴らして、メリケンおバカ映画を観てきました。
この映画は「俳優達は撮影だと思ってたのに、実は本物の戦争だった」という内容です。
ちょっと前に見た三谷さんの「マジックアワー」に似てますよね。

主演であり、監督のベン・ステイラーは本当に奇怪な・・・多才な人で、
彼の演じる役には本当に憎めない幼稚さが溢れていて、下着(パンツ)への
執着心を称えたいと思う唯一の人物です。
前作「ズーランダー」でもパンツをまさぐってました(笑

客入りは良くないんですが、半分くらいは外国人でした。
ネイティブじゃないとピンとこないアメリカンジョークも沢山あり、HAHAHA・・・と聞こえてくる
笑いを聞くと「ほほぅ、今のはそんなに面白いセリフだったんだ」と思ったり。
ちょっと羨ましいナァ。

多額の制作費をつぎ込んでいるので、迫力も満点。
数々の名作がパロディされていて特に戦争映画通にはとても楽しめる内容ですよ。
私なんかはあんまり詳しくないので、あれっ見たことあるシーンだな、くらいですが。

さらにマル秘スター(古い)の出現には驚きましたが、これがまたカッコいい。
ダサダサオヤジを作るはずが、素材がカッコよすぎるもんだから
逆に絵になってしまっているんです。イメージアップも甚だしいですよ。

なかなか面白い映画だったんですが、私はいまいち「ド笑い」はしませんでした。
海外の俳優さんに詳しくて、戦争映画好き、英語圏の笑いが多少わかるなどの
条件がクリアできると、凄く面白いんだろうなー( ´ー`)


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