2008年9月24日 「闇の子供たち」 伏見ミリオン座 昨日に引き続き、おもーい映画を観てきました。 この映画、全然知らなかったんですが江口洋介・妻夫木くん・今をトキメク宮崎あおいなど 有名俳優がいっぱい出演してるんです。宮崎あおいちゃんなんて大河ドラマで忙しいでしょうにねぇ。 そういや、彼女ってば人妻なんですよね。結婚してても可愛いなぁフガフガ。 映画のお題はタイで行われている「児童買春・人身売買」なんですって。 へー。タイの買春なんてのはありそうだけど、そんなドキュメンタリーは見たこと無いや。 ってな感じで、100%マンゴージュースを片手にスクリーンへ。 これ、来るたびに買うんですが、100%って言うからマンゴー潰してくれるのかと思いきや 還元濃縮のサラサラーなんですよね。あーまた失敗した(笑 美味しいけど。 さて、内容はイケメンと妹。が認定した江口洋介(新聞記者)が、 人身売買の実態を追うぜー。そこへ児童買春とNGOがからんできて、 子を売る貧しい親と、子を買う変態大人。まさに人間模様満開ドラマって感じです。 で、話のタネになっているところは「生きたままの子供(貧民から売買)から、 心臓を抜き自分の子に移植をする(日本人夫婦)」という恐ろしい話。 生きたままって言うから、いきなり胸を裂いてビローンなんて話だったら嫌だな、 と思ったら、そんな原始的なことはしないって。あー良かった。(良くないけど) でも、そんな話はニュースでも聞いた事が無いんですよね。 帰宅後に調べてみると、やっぱり無い。でも映画の公式ページには、 「真実の闇」なんて言葉があるんですよね。少し前にはノンフィクションって紹介されてたらしいですし。 そりゃアカンアカン。誤解されちゃいまっせ(汗 どおりでタイでは上映中止なんてニュースもあるわけです。 なんか凄い悪い国みたいだもんね、タイと日本。 まぁ買春が全く無いとは言いませんが、この映画を真に受けちゃうのは タイに対して失礼ですよね。微笑みの国が苦笑いですよ、ホント。 (↑私のギャグには苦笑いしてください。) 日本ユニセフ協会(アグネスの方ね)がこの映画を応援していたり、日本人のありえない記事を 長年にわたり世界に配信してきた毎日新聞が撮影協力していたり、 無許可撮影を隠す監督の話など、検索すればモリモリ出てきますよ。 これは本当は「そっちの闇」を表現した映画だったのかなー? でも原作が小説だからなのか、まとまりも良かったですよ。江口さんカッコいいし。 逆に小説風味なので、私の心を鷲掴って事は無かったです。 お話としては楽しめたけど、うわータイやばいーって感じはしなかったんですね。(わかりにくい) しかし確実に暗ーい気持ちで劇場を後にする訳なので、 とりあえず、最後に「この物語はフィクションです」の一文を入れて欲しいナァ。 そうだと分かれば帰り道に妻夫木くんのかわいいTシャツの話題も出ることだと思います。 |
追記 2008年10月19日 やほーい。皆さんお元気ですか☆ぽふぽふー!(満腹の為、妙なテンション) 実はですね、貰ったんですよ、お手紙を。 わーい☆ありがとうございますー。 全然メールチェックをしてなかったので気がつくのが遅くなってしまったんですが、 この「闇の子供たち」の映画の主題である「闇の人身売買」について教えて頂きました。 実はほんの数年前に朝日新聞で闇の臓器売買に関しての記事があり、 朝日新聞の記者が命がけで取材したらしく、タイだけではなく東南アジア全体で この映画にあるような子供の臓器売買は行われていることは事実らしいのです。 うわー 痛々しいったらないよね。やっぱりあるんですねぇ。 今ではネットの情報もどこまでが本当なのかも分かりませんし、アジアのど田舎の 貧困層にネットなんてあるはずないですもんね。 もし、現地の少女のブログなんてあったら信じちゃうんですけど。
こ・・こんなブログ見ちゃったら、切なすぎて泣きそうですよね。 どうにかして助けたいですよ、この少女に感情移入しちゃいますもん。(今のところ私の妄想ですが) まぁ貧困村にネットなんて無理な話ですから、 こうして新聞やドラマ、映画になって人々に認知されていくんですが、この映画は 「現実に起きている問題を扱ったフィクション」として宣伝してくれると、良かったなぁ。 「日本人の関わった一つの事件」として見てしまう人も居ると思いますし。(私) そんな訳で、本当の真実は闇の中。 18日に少しだけ明るいニュースがあったので、未来と技術に期待しましょう。 日本製の人工心臓、生存率が移植並みの好成績10月18日13時11分配信 読売新聞
妹。 |