2008年9月12日 「片腕マシンガンガール
シネマスコーレ


まだやってるだろうと思ったら、なんと上映は今夜まで。
スコーレの中の人に面白いよと聞いていたのに、それは遺憾と仕事が終わるや否や、
猛ダッシュで行ったよスコーレへ。ぽにょー!

と言うわけで、「片腕マシンガンガール」を観てきました。
映画のポスターは江口寿史さんの描いたセーラー服の美少女がまぶしいですよ。
そういえば昔、買った江口さんの画集・・・どこにいっちゃったんだろう(泣
あとで密林行って探そ。(妹。用メモ)

で、内容なんですが早い話が「弟の恨みはらさでおくべきか!」という執念の物語。
セーラー服の可愛い少女が、弟を殺したイジメッ子を探し、ころす、殺す、コロス!!
恨みが強ければ強いほど、飛んでいく首もより一層爽快に感じるぜ!!

単純な話で分かりやすく、そりゃ恨まれてもしょうがないよね、というイジメ。
ある意味、爽快に繰り広げられるスプラッターシーンは強烈ですよ。
鮮血が噴水的にピューッ ドバーッ!うーん、何リットルの血糊を作ったんだろう(笑

物凄いスプラッタな映画でしたがテンポも良く、とてもスピード感があって面白かったですよ。
英語字幕が付いていて、どうして?と思ったら、アメリカさんのお金で製作されてるんですって。

そりゃヤクザ、忍者、寿司、テンプラと外人の大好物が並ぶのも仕方ないですよね。
もう親日外国人の心を鷲掴みですよ。日本大好き、仇討ちOK!指つめ!ワビサビは大和魂!
こうなると回転寿司屋で、メロンやプリンが廻っていたら「コレハチガーウ!」と怒りだしそうです。


で、この題名を聞いて「片腕カンフー」を思い出した方は半数くらい居らっしゃるんじゃないでしょうか。
そうなんですよ、この映画ってばスプラッタかつ、ヲタヲタ映画なんですね。
あちらこちらに他の映画のオマージュが入り、「チェーンソー」や「イナバウア避け」はもちろん、
なんと「空飛ぶギロチン」まで登場するんですから、そのスジの方には大喜びなのかもしれません。

私には気が付かない作品のオマージュもまだまだいっぱいありそうなんですが、
華麗に登場したギロチンにはちょっと感動しましたよ。形もそのまんま。
せっかく神社で決闘するんだから、屋根をステテテッと走って欲しかったです。
間違えて殺しちゃって、でも似てたからしょうがないな、とかね(笑

と言うわけで、クエンチンタランチンコ(何かが違う)が大喜びする類の、立派なB級映画でした。
にしても、井口監督のふんどし姿・・・これは残念ながら綺麗ではなかったなぁ(笑


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