2008年9月3日「デトロイト・メタル・シティ
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ


ぽーにょぽにょぽにょさかなの子〜と歌いながら、メタルな映画を観てきました。
いえね、売り場で「こっちの方が早く上映終了しちゃいそうだナァ」と思って
心変わりしちゃった訳ですよ、なんて浮気な子、ちゅんちゅん。


純真無垢な男子がオシャレな夢を求めて、憧れの東京に上京。
ラブリーでポップな音楽を好み、オシャレでキッシュなシンガーになる夢を持っていたのだが、
実際に進んでしまった道は、ハードでロックでヘビーなメタルだったのである。ファック!

という、感じのお話です。
クネクネと体をよじらせるキモカワいい主人公。魚に詳しくないさかな君みたいな感じです。
やりたくないよう・・・と言いながら、メタルバンドデトロイトメタルシティ(DMC)のボーカルになると豹変し、
「殺害するぞ!このメス豚が!」等と叫ぶ様は、喜んでやっている気がしてならないです。
本人にも気がつかないメタルな素質って事なんでしょうね。(なんだそれは)

「あぁこのセリフは原作にあるんだろうな」と、思いながら観る映画。
うーん・・・これって面白いんだろうか・・。
でも、笑う部分もあるし原作の良さというか雰囲気は感じ取れるので
ソレはそれでいいんですよね。

そんな、この作品。私の唯一の喜びの泉が松雪やすこさんでした。
DMCが所属するデスレコードの女社長。人にタバコの火を押しつける猛烈Sな方です。
そろそろいいお歳であろう彼女、惜しげもなく革ロックなステキ衣装ですよ。
さすがいいお腹していらっしゃいました。いやぁ久しぶりにいいパンチラを見たなぁ。

「そんなんじゃ私は濡れないんだよ!」と絶叫し、火のついたタバコを投げつけ
綺麗な足で回し蹴り、そして踏みつけ。・・その道の人には最高ですよね。
そんな、松雪さんの絶叫は、この映画にも言えてるナァ。

ギャグ漫画を万人ウケするようにしてるんだろうけど、
個人的にはもう少し、むちゃくちゃやって欲しかったんですよ。
松ケンの変貌ぶりはそこそこ面白かったけど、松雪さまがパンチラ出してるんだから
加藤ローサが半乳出すくらいの場面があってもいいよね(笑

「原作はマンガだもんなぁ、突っ込んじゃ野暮だよね」と何回も思いながら鑑賞し、
劇場を出ると「こんな映画じゃ私は濡れないんだよ!」と絶叫したくなりました。ファック!


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