2008年2月10日  「L change the World」  
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ


 

 えっと・・・ 真っ白というか真っ黒な頭の中を整理してみようと思います。

デスノートの前編は面白かったんです。映画館で見て、笑顔でスクリーンを後にしました。
デスノートの後編は映画館では見なくて、先日地上波で見ました。そこそこ楽しめました。
「第3作目の宣伝、頑張ってるなー お金かけてるんだろうな。でも続編はつまらないんだろうな」と思ってました。

そして、今日。 大好きな友人達とランチして、夜は時間があまってるな・・・と足を運んだ映画館。
買ってしまったチケット・・・ あー後悔ですよ。本当にすみません。

これは、はっきりと言わなければならない。
何でもかんでも、面白かったと言ってはいけない。今回は本当にそう思いました。

ズバリ、この映画は酷い。と言うのは、ちょっと気が引ける(笑)ので、
妹。的に この気持ちを表現しようと思います。

私はお好み焼きを食べに行きました。
少し前に食べたお好み焼きが美味しかったので、また食べたくなったんです。

鉄板の前に座ると、熱気が顔に感じられる程に熱々です。
早速、目の前のイケメン(笑)が、ボールからタネを鉄板に流しいれました。

だらだら ジュー。

小さい・・・ これでひとり分?このお好み焼き小さいよ。
そう文句を言おうかと顔を上げると、イケメンが一生懸命ボールにへばり付いた具を落としています。
カリカリ・・ カリカリ・・・
どれだけキャベツの切れ端を落としても、満足な大きさにならないお好み焼き。 

「それ、前のお客さんの余りじゃないの?具とかすごく少ないんだけど」
私は溜まらずイケメンに話しかけます。

「あ、大丈夫す。水と粉は足しましたから、これで一人前ですよ」というイケメン。
いやいや、レシピを見直そうよ・・・こんな立派なお店を構えてるんだしさ(汗

どう見ても、お好み焼きの周りはクレープみたいになってます。
食べるとソースのおかげもあって、お好み焼きの味はします。でも・・・ペラい。

お勘定をすると1800円。高い。
焼けた鉄板にソースが垂れると、とても良い香りがあたりに充満しました。

外を通りかかったカップル達。わぁいい香り。美味しそうだね、食べてこう。
・・・そして満員です。店内は満員です。



えーと、えーと。
主役のLを演じる松山ケンイチ君はとても演技がうまくて、彼がみたくてコレを見たような気がします。
彼は彼で、自分の仕事を完璧にしていて役者には何の罪も無い。
いきなり出てきたナンチャンにも罪は無い。
(ナンチャンは映画好きなんだろうなと思うけど、残念ながら声が致命的に良くない。と思うです)

それでも、あーあという溜息をついてしまう観客も居るわけで。
駆け足で金儲けに走った製作が、悪いイメージを役者につけてるんだよなぁと、ちょっと寂しい映画でした。



今回は すごく・・ マイナスな内容でした。好みと言ってしまえばそれまでですが、
この作品があなたの大好きなものだとしたら、悪く言ってごめんなさいです。


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