2006年 8月26日(C・Dプログラム) 27日(A・Bプログラム) 「チェコアニメ映画祭2006  
名古屋シネマテーク
 館内は驚くほど寒いので、上着をお持ちになる事をオススメします。暑い時もあるのですが。

「こんな笑顔で前売り券を購入した事が今まであったかな?いや、無い・・・(ノ´∀`*)。」

財布にちょっと大きな券をぐいっと入れて、かなり楽しみにしていたアニメ祭り。
全34作品と沢山あるので、サクッと覚え書きをしますね。


34作品といっても、ひとつ4分〜15分くらいの可愛らしい短編集なんです。
8人のアーティスト達の作品を、4つのプログラムに分けて上映。1プログラム80分程度です。
タイプの違う作品が上手い具合に混ざってて、飽きる事無く鑑賞できますよ。

中身は、と申しますと・・・。

まず、アニメの王道、キャラ物の作品。
「なんでそんな綺麗な色使いが出来るんだろうね、凄いな外国さんは」と言いたくなる程に美しい色彩で
可愛らしさのお手本みたいなキャラクター達。もう、頬が垂れるほどカワイイですよ。
お話も単純すぎず子供はもちろん、大人も十分に楽しめます。
キャラクター物が好きじゃない私でも、彼らのグッズがあれば即購入したいと思いました。

そして、キュートな人形アニメも。これは「ふしぎな庭」というシリーズ物なんですが、
棒で動かすタイプではなく、コマ撮りテコテコ手法(なんて言うのか失念)です。
これがかなり面白く、DVDがあったら一万円でも欲しいくらいですよ。(うわ、お金無いぞ)
動く動作もいいんですが、内容が素敵なんです。
ついつい楽しい遊びに夢中になって脱線。でも、その脱線が面白いぞ、みたいな。
「あー 子供ってこうだよね 私もこんなだったな」という共感が味わえてかなり好きでした。

そんな絵本的な作品とは対照的に、シュールな大人向けの作品も。このタイプが意外に多かったです。
結婚と現実をキーワードにした夫婦の哀愁や、世の中を皮肉って面白おかしく表現する作品。
こっこれは子供には分らないわ!・・・と言うか「アハン・ウフン」言ってるけど、前の席に子供が居るぞ・・・と。(汗) 

全ての作品を観て、気になったのはソーセージ
お国柄なんでしょうね、美味しいご馳走的なものが出てくると、それはソーセージ。
日本で言うと、てんこ盛りの白米みたいな感じでしょうか。今度居酒屋に言ったらソーセージ食べよう。

そんな訳で、とても楽しめたアニメ祭り。なかなか珍しい催しだと思うので、気になる方は是非。
女性客は繰り広げられる夢の世界を楽しんでいましたが、男性客はウトウトと夢の世界へと旅立っておりました。

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