2006年 4月 7日 「THE MYTH/神話」 ※ネタバレしてます
109シネマズ名古屋


色々なTV番組にジャッキーが出ているな、そろそろ新作が上映されているし観に行こうかなと思って調べると
なんと、ほとんどの映画館で4月7日まで!なんてこったと急いで映画館へ。

簡単な内容は、秦が世を支配する2200年前の将軍(ジャッキー)と現代の考古学者(ジャッキー)の物語が
複雑に絡み合う、ちょっと切ないラブ・ファンタジー映画という感じです。
なんとなく、手塚治先生の「火の鳥・太陽編」を思い出しました。(名作)

CMもほとんど見ておらず、予備知識も無いまま席に座り、ちょっとシリアスなスタートだったので
今回はジャッキーらしさは無いのかな?と思っていたのですが・・・さすがジャッキー(ノ´∀`*)

映画のストーリーとしては、説明不足だったり、少々展開が微妙だったりしますが・・・
私は好きです。すみません 私、昔からジャッキーファンなんです。

なんて言うか、最近見ていたアクション映画とは全く違うジャッキー戦い。来た来た、コレコレと胸が躍ります。
決して「俺強い」みたいな態度ではなく、「あっ ちょっ待ってよ 話し合おうよ」なんて言う声が聞こえてきそうな
軽やかな舞のようなジャッキーの動き。コミカルで、痛々しさの少ないアクションシーンは本当に凄い。

『沢山の細い棒でパシパシ叩かれて、あ痛たたたたた〜』があれほど似合う人は居ませんよ。(誉めてる)
どんな壁も「簡単だよ」と言わんばかりに登りたがるジャッキー。
崖を走るシーンで、スネを岩にぶつけて、思わず「痛たたたた」と さするジャッキー。
そして、やはりジャッキー慈悲も満載。
もう、真剣だけどコミカルなそんなジャッキーが大好きなんです。
中でもネズミ捕り工場のシーンはたまりません。あんな事、ジャッキー以外出来るだろうか、いや出来ない。
ネタ的な下着の柄を見せたいが為に、脱いだんじゃないかと思わせる可愛いジャッキー。最高です。
逆に将軍のジャッキーはちょっとシリアスで、それも2度美味しかったですよ。

また、この映画に関しては、敵が全く悪者に見えない。
涙が出るほど笑ってしまったシーンもありました。(どうやら笑うシーンではないっぽい)
さらに『セリフ一言で説明終わり』みたいに笑ってしまう程に説明が無いんです。でもそれが分かりやすいんですよ。
そういったストレスが少ないのって、娯楽映画としては最高じゃないでしょうか。

もう結構なお歳なのに、全く色褪せないジャッキー。
黒いTシャツが窮屈そうにムチッとした太い腕を包み、まだまだ女性ファンを虜に出来てますよ (*´д`*)ステキ・・・
主題歌も歌ってしまい(やっぱり歌うまい)、今回は甘酸っぱいラブシーンもあるんです。ここではトキメキませんが。
今回はジャッキー三菱は無いんだなと思っていると、しっかり登場し、ファン的にはお腹一杯。

さらに、デザートはお決まりのNG集。最後まで楽しませてくれるジャッキー 最高です。
2度、3度観ると分かりにくい部分も理解出来て楽しめそうですよ。

ちょっと気になった事は、ジャッキーのワイヤービヨーンCGはあんまり見たくないなーと言う事。
とても楽しいんですが、どうもワイヤービヨーンCGのイメージがあまり良くないんです。私の考えが古いのかな(´・ェ・`)

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