2006年 2月19日  「プロミス/PROMISE─無極」
TOHOシネマズ津島
 (注)ネタバレとってもありんす。

石井輝男祭りの最中ですが津島の方に用事があったので、ついでに最近出来た映画館へ行ってみました。
10スクリーンもある映画館はヨシヅヤにくっついている状態です。和やかなヨシヅヤ内をフラフラ歩く私。
次第にヨシヅヤのテーマ曲が脳内を巡り、ついつい鼻歌にしてしまって照れてしまいました。
どうでもいいことですが、公式ページではあの歌がダウンロードできます。

やっと見つけた映画館への渡り廊下。ヨシヅヤ内は賑わっていたものの、こっちは空いてるな・・・と思っていると
TOHOシネマズの会員カードを一生懸命 勧誘する学生バイトが餌を見る目で私を見つめます。
「(´∇`)6回鑑賞で1回無料鑑賞が・・・」「あっ持ってまーす。」
「(´∇`)もうお持ちですか?すぐにお作りできま・・」「ありまーす。」
「(´∇`)お得な会員カードはおもち・・・」「ありーす。」

さて、今回は前々から映画館で予告編を見て、ちょっと観たいなと思っていた「プロミス」を。
簡単な内容は荒れた戦地で1人の少女が天女に出会います。
少女は「真実の愛を得られない代わりに、何不自由なく暮らせる」という約束を天女と交わし、
やがて美しく成長した彼女(セシリア・チャン)の愛のゆくえは!?
簡単に言えば三角関係ってこと?いやーん。みたいな感じです。

ここでこの女性を愛する大将軍に真田広之、その奴隷にチャン・ドンゴンが。
この二人がお相手役ですが、セシリアちゃんの恋心があっちにコロリン。こっちにコロリン。
「もうええやんけ、どっちも男前なんだから。て言うか、一緒に居て心地いいならええやんか。
それで恋が始まってまんがな」と、心の中でツッコミまくりです。(モテモテで羨ましいんですよ、はい。)

映像はとても綺麗で・・・・物凄いバカっぷりが楽しい映画です。
始まってすぐに「これはバカな」と心底思い、笑いがこらえきれず噴出してしまいました。
他に観客は10人程度でしたが、皆さん普通に見ています。あれ、ココ笑うところじゃないですか?(汗
だってボロ衣をまとったチャン・ドンゴンが四つん這いになって、背中にオッサン乗せて物凄い疾走してるんです。
何百という牛に追われながら、ありえないほどアニメチックなノリのCGで。

どうも、このお笑いCGパートはチャン・ドンゴンのお役目みたいで、ところどころに「んなあほな〜」という
気の抜ける場面が。彼のファンはアレを見て何ていうんでしょう。ちょっとお気の毒です。
ビックリしたのは真田さんが思っていたよりも、すごく活躍していた事。
バットマンの時の渡辺謙さん的なちょいキャラだと思っていましたが主演なんですね。
エンドロールでも一番先頭にクレジットされていました。わーお。

お決まりのワイヤーアクションも多く、ビヨーンと飛んでいるのを見ると、
ついつい引っ張っているスタッフの姿を思い描いてしまいます。せーのっビヨーン。
それでもお話はファンタジックで、飛び出す絵本を見ているような雰囲気です。
少林サッカーを観た後に布団の中で観る夢はこんな感じかもしれません。

個人的にはもうちょっと切ない風味を出して欲しかったと言う事と、もう少し上映時間を短くして凝縮してくれれば
「あとどれくらいかなーお尻が痛いなー」なんて思わずに集中できたと思います。(決して痔ではない)


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