| ２００５年 ９月 ９日 「NANA」 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ せっかくレディース１０００円なので、もうひとつ見ておこうと、とても評判の良い「NANA」を。 これは現在も連載中の少女漫画が原作で、すこぶる女子に人気らしいです。 私も１〜３巻くらい読んだのですが途中で読む機会が無くなり、それ以来触ってもいませんでした。 クールでロックな黒いナナを演じるのは中島美嘉、犬のように従順だけど手がかかる白いナナを宮崎あおい。 この二人の出会いから、お互いを支えあい親友になっていく過程を、 白いナナが未来から過去を思い起こしての話が基本です。（あー ３行でストーリー説明終わっちゃった。） 単なる友情ものかと思いきや・・・やっぱり原作が人気あるのも理解できます。 女の子独特の、切ない感情ボタンを良くわかってらっしゃる。もうボタン押されまくり。 「こりゃ、キツイや悲しいさ。うわ、そんなー・・ あー いい事言うじゃないの。」と、心底同意しながら見るんです。 女の子の友情も、全然いやらしくなくて、本当にいい雰囲気。 二人とも、心からお互いを思いやっているからこそ出来る行動に、親友っていいよな・・と再確認。 思いっきり感情移入して二回ほど軽く泣きました。（照 正直、始まってすぐは「あ、これは付いていけるか心配だ」と思っていましたがすぐに入り込めましたし、 原作を全く知らない人でも楽しめると思います。 欲を言えば、重要なライブの場面。せっかくの山場なのだから、もう少し迫力があってもいい気がしました。 大音量が許され、音響効果も抜群の施設なのだから、思いっきり胸に響くほどやって欲しかったです。 私は普通にCDを大きな音で流してるような感覚でした。 このCDも売るんだろうけど、映画の場面はもう少しライブ感があってもいいなぁ・・ しかし、中島美嘉の歌声はとても良かったです。さすが本職。 また、衣装がとても可愛い。そして、彼女たちや取り巻く男性陣も原作の雰囲気そのまま。 もう中島美嘉をナナとしか思えない。松田龍平の首には常に鎖が。この豚め！（違う） いやらしいお洒落演出も出てこなくて、ストーリーに熱中できます。 想像していた終わり方とは違う、○○いラストには少々驚きましたが、今思えば○○○で良かったです。 （始まったばかりの映画なので、やっぱりラストくらいは伏字ですよね 笑。） 続編があるなら絶対観に行きます。漫画も読んでみたいなぁ。 館内は女の子グループばかり。女の子同士はもちろん、カップルでも楽しめる映画だと思います。 （商魂丸出しの公式サイトには少々凹みましたが） |
| 少し興味がある気がする方はこちら |