2005年 9月 7日「愛についてのキンゼイ・レポート」R-15指定
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ


久しぶりのベイシティ。レディース1000円キャンペーンと言う事もあり、前から気なっていた映画を。
チケットを買うと、なんとプレミアムスクリーンの上映でした。おぉラッキー。
テーブル付きでスライドしちゃう座席は52席とゆったり。とても落ち着いて鑑賞できます。

この映画は1940〜1950年代に、約1万8,000人の性意識を取材し、報告書にまとめて世界中に衝撃を与えた、
実在の動物学者キンゼイ博士の伝記映画なのですが、まず話題になるのは日本初の性器無修正上映と言う事。

該当場面は、キンゼイ博士が、ピー元気なピーが挿入される画像を見ながら講義する場面で、
前後の脈絡や学術シーンであることを考慮し映倫管理委員会(映倫)も問題なし。

内容は、童貞の博士が処女の生徒と結婚。結婚後、初めての性交がうまくいかず専門家を頼り解決。
性についての分野が、あまりにも未開拓だった事に驚き、独特の熱中・収集癖を活かして
壮大で興味深いレポートを作り上げていく・・・その過程と、夫婦愛を描く人間ドラマです。

この映画が終わる頃には、私の性に対する考えが変わるのかも・・とも思いましたが、
特に変化は無く、悩んでいる同性愛者の気分が軽くなる程度かも知れません。

実際にピーが映し出されても、特に嫌な気分にはなりませんし、恥ずかしいと言う事もありませんでした。
講義を受けている学生が恥ずかしいリアクションをしてくれるので、気持ちを代弁してもらったかのよう。
それに、ツルツルだったので 特に汚らしくも無かったです。(妹。よく分りませんが)

同性愛を体験してみたり、パートナー交換をしてみたりとそこまでやえらんでもええがな
ツッコミたくなる場面が度々あり、博士の必死さが少々可笑しかったです。

ともかく、真面目な博士の真剣な性に対しての思いは、変わってるけど凄く素敵です。
立派な椅子に座り鑑賞すると、なんだかすごく高貴な物を見ている気分に。(実際、講義を受けているみたい)
題材も難しいものでは無いので置いてきぼりにされる心配も無く、最後まで楽しめました。

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