2005年 9月 2日 「P T U
シネマスコーレ


そう言えば、お勧めされていた映画があったはず。と調べてみると・・・き・・今日まで!?
楳図祭り開催中でも観ますよ。いざ名駅はシネマスコーレへ。

香港最強の鉄人監督と呼ばれるジョニー・トー、重く熱い演技が素敵すぎるサイモン・ヤム、
個性的で演技が演技でないようなラム・シュー出演の警察映画です。

簡単なストーリーは、眠らない街香港、警官1名を殺害し、逃走する武装グループを追う機動隊(通称PTU)。
さらにマフィアの幹部が刺殺され、一人の刑事(ラム・シュー)が拳銃を無くします。
PTUのホー隊長(サイモン・ヤム)は、拳銃を奪われたことを聞き、拳銃探しに協力するのですが
色々な事件が絡まり、PTU、特捜課CID、組織犯罪課の刑事が繰り広げる一夜の物語です。

話の大筋は単純に間抜け刑事が無くした拳銃探し。しかし不思議と、話が膨らんでしまうんです。
また、この間抜け刑事が間抜けに見えない。「あ、この人・・実は間抜けじゃないの?」と途中で気がつきました。
これはジョニー・トーマジックか?(多分私がアホ)

ものすごく重々しく、大事件を解決するような緊迫した空気が流れ、88分と短い映画なのに疲れます。
しかし、ワクワク感はあるんです。本当にありそうな話で面白い。

それに何がいいって、主演のサイモン・ヤムがいい男過ぎます。
彼から出るフェロモンは凄い。そこら辺の軟弱な男には出せそうに無い重厚な迫力。まさに男(ノ´∀`*)ホワ〜
あんな彼に甘い言葉を囁かれたら確実に卒倒します。あーどうしよう。(残念ながら心配無用)

ずっと重苦しい流れなのに、オチは意外と軽快なのが憎めない。
笑う部分も細かに入れられ、爽やかにエンドロールをむかえ好感度も大。
ダークで男臭い映画、これをハードボイルドと言うのかな?

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