2005年 7月18日『ライディング・ジャイアンツ
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

久しぶりの映画はサーフィンのドキュメンタリー映画です。
公式HPには大ヒット満員御礼とありましたが、行った映画館では一日一回の上映。
さらに調べてみたら東海地区で上映しているのはここだけ・・。なにか寂しい。
しかし、このスクリーンに集う約20人は紛れも無い仲間だ・・そんな事を考えつつニヤニヤして上映開始を待ちます。

なぜ彼らは立ち向かうのか、何が彼らをより大きな波へと駆り立てるのか。
伝説のビッグウェイバー(巨大な波に乗るチャレンジ君)たちが語りながら映画は進んでいきます。

まず前半ではサーフィンのルーツ、先駆者サーファーの生活スタイルなんかを軽快に紹介。
ここら辺で『あ〜 サーフィンて楽しそうだなぁ』的な気分になります。
しかし中盤からは大きな波をメイクする事に重点を置き、サーフィンバカ命知らずな男達の物語へ。

サーファーであればこの迫力のあるオバケ波の映像に恐怖を感じるはず。
メキメキと音が聞こえそうなリップの崩れ、巻き込まれる恐怖。
危険で無謀でもダイナミックな巨大波に乗る事を生きがいとしている男達に尊敬を覚えます。

伝説のサーファー達の言葉にグッときて、見終わった後になぜか疲れている充実したドキュメンタリーでした。
公式HPではサーフィンを愛するモデル、長谷川理恵のコメントで
「サーファーでなくても興奮し、パワーをもらえるはず」とありましたが、まったくそのとおり。
しかし、サーフィンに興味が無い人が見ると高確率で眠ってしまうので注意が必要です。
101分の短い映画ですが、サーフィンが好きな私にも少し長く感じました。

とはいえ、この映画一本観ればサーフィンを身近に感じ、趣味の項目にサーフィンの文字が増えるかもしれませんよ。


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