2005年 6月18日 『バットマン・ビギンズ
109シネマズ名古屋


子供の楽園「ポケモンパーク」や「ポケモン映画」のおかげで子供天国の109でバットマンを見てきました。
子供がいっぱいで嫌なら行くなよー!と言われるかもしれませんが、上映される5スクリーンはDLPなので
是非ここでと思っていたんですー。文句言ってすみませーん(汗

バットマン略して「コウモリのコスプレしてるけどゴキブリっぽいとか言われてショボーン仮面」です。
あー 略さない方が分りやすいのでバットマンでいきますね。

バットマンの誕生秘話というか、今までのバットマンシリーズのスタート地点。
大富豪の息子が盗人に両親を殺され、いかにバットマンになっていくか・・というお話です。

ヒロインは先日トム・クルーズと婚約したばかりのケイティちゃん 26歳。なんというタイミングでしょうね。
期待していた渡辺謙さんは主演とは言えない驚きの尺の短さでバットマン登場前に居なくなる潔さ。
苦虫を奥歯で噛み潰しているような喋りもむなしく感じてしまいました。謙さんまたね!

さぁバットマンになっていくぞのシーンでは「恐さのシンボル・・ シンボル・・」などと何度も言い
コウモリに変身する事を肯定する気持ち・・。分らんでもないですよ。そりゃ理由が欲しいですよね。
コスプレする事が分っているこちら側としては何とも気恥ずかしい感じ。
優しい執事との掛け合いが「おぼっちゃまくん」を思わせ微笑ましかったです。
変身していきなり強いところはちょっと理解できませんでしたが・・。

全体的に黒い場面が多くて戦っているシーンがグチャグチャ。バットマンを目で追えない、いまいち技が見えない。
どう強いのか微妙に見えない・・ジャッキー先生だったらキレますよ。
そこがコウモリっぽいと言われればそれまでですが・・。
また、悪人のやろうとしている事がどれだけヤバイな事なのか、その恐怖感があまり伝わってこなくて少し残念・・。
アメリカンコミックっぽいジョークやセリフ回しは嫌味無く見ることが出来ました。

この映画の見所はやはりバットマンなるヒーローがいかに出来上がるか、その取り巻きとの関係確立。という所でしょうか。
そこを楽しめれば、突っ込みどころ満載の後半も「後シリーズ」へのつながり的に楽しく見られると思います。
「ビギンズ」を知り、完全に記憶が劣化している「後シリーズ」が見たくなりました。
観客をそう思わせる事が出来たこの映画は成功と言っていいのかも知れませんね。
駐車場との連絡通路。ツルツルのテカテカです。


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