2005年 4月29日  チンクエチェント博物館

前から行きたくて仕方がなかったチンクエチェント博物館。
知多にある「バブル期の遺産」とも言うべきチッタナポリにひっそり佇む博物館です。

今日、念願叶いやっと車マニアに連れて行ってもらえました。
知多半島道路を突き進み、しばらく走ると田舎風景に見えてきましたよ ニョキーンと伸びるマンション。
リゾート風味のマンションがバブル期のノリノリ感を肌で感じさせてくれます。
あぁ、人々の夢が散った チッタナポリ。

ドームのような物はプールらしくオーシャンビューで見晴らし最高です。
なんだかマンション群を見ているだけで熱狂的に楽しくなってきます。うーん住みたい。
あぁ、今日は住宅見学会じゃないぞ・・と。 (ちなみに今でも分譲中でした。)

さぁ行きましょう。マンション群の一階にありましたよ ひっそりとチンクエチェント博物館。

まず入るとショップと受付が。にこやかなお兄さんが明るく迎え入れてくれました。
料金はワンドリンク付で1000円です。

「では・・行ってらっしゃいませ」そう言ってお兄さんがカーテンをハラリ。
なんだか大嫌いなお化け屋敷みたいだな・・と思った瞬間ドーン!!!
ウッヒャー(ノ´∀`*)

居ますよ 居ますよ。カワイイ車たち。可愛がられているのがテカテカ具合でわかります。
あー私も磨かれたい。
車内に入ることは出来ませんが、通路に椅子がありじっくり見ることが出来ます。

チェーンから身を乗り出して車内を伺うと、メーター類、ボタン類少なすぎ。もうツルツルです。
さすがイタ車適当。 シンプルイズベスト・・という事ですよね。でも、それがかなりの魅力ですよヽ(´ー`)ノ

ちなみに車たちの詳しい説明は省略させて頂きます。リンク先を参照してください。
私が書くより正確です・・。(はい、そこ!うまい具合に逃げてる?とか言わない!!)


一番気に入ったのはコレ。かなり強気のオープンカーです。 屋根なんていらねぇよ、夏。(わかる人だけわかって下さい) 
籐編みの座席で水着姿でも乗れますね。もちろん公道は走れないそうです。あー残念。

一通りの車を眺め、ピンク色のため息をついた後には併設のカフェで休憩を。
名車を眺めつつカフェモカを飲む・・なんだかセレブ気分です。

イタリア車に関する雑誌が沢山置いてあり、どれも十分すぎる見ごたえ。かなり時間が潰れてしまいます。
「チンクエチェントに乗りたい・・。」と言う妹。に車マニアが「乗るなら自分で修理出来ないとね。あはは」と言います。
それはごもっとも。今の車よりは簡単な作りだから少し勉強すれば・・と聞きましたがやはり難しいだろうな。
お金もガンガンかかりますよ(´・ェ・`)ワタシビンボー。

あわよくば、ここでチンクエチェントが売っているので乗りたいな・・と思っていたのですが、
なんだか逆に面接を受けてしまった気分でした。
「残念ですが、今回は・・君にはまだ早いという結論に達しました。」

帰りにはショップで自分のお土産を買い、もちろんチンクチェントに乗っている館員さんと談笑。大変に羨ましかったです。

やっぱり選ばれた人が乗るべき車ですね。歴史や情熱もしっかり感じました。

という訳で、こじんまりとしていても夢はイッパイ!君も名車達の面接を受けてみないか?
  イエス!!チンクチェント博物館!!
ブーン。


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